【ハワイ マウイ島】マナ by村田晶代

ハワイにはMana(マナ)という言葉があります。
とても奥の深い言葉で、説明するのが難しいけど
簡単にいうと、
「人間の域を超えた、スピリチャルなパワー」
とでも言うのかな。。。
私にとってはとっても大切な言葉です。

古代ハワイアンの間では、
アリイという地位の高い王族は神から強いManaを授り、
その力で偉業を成し遂げたとされています。
平民の?私にとってのManaは
生きるためのエネルギー。
そしてマウイには
そのManaで人を癒してくれる不思議な力があります。

Manaは目で見えるものではなくて、
心や体で感じるっていうのかなあ。
たとえば息をのむぐらいキレイな日の出や
すれ違った知らない人からの笑顔。
道端に咲いている小さな花や、一生懸命生きている1cmにも満たない海の生物。
やさしく頬をなでる風を感じた時。これらはみんな私の心に充電されて、生きるパワーになります。

大学の「Hawaiian Study」のクラスで、
ハワイアンの先生に、
「道に落ちている石にもManaがあると思いますか?」と聞かれ、
「石かあ。。。あるのかなあ。」と考えていたら、
彼女が「もちろんありますよ。」とハッキリ言った。

それまでManaは、生命のあるもの、
自然界の現象などにあると思っていたので、
チョットおどろいた。
ハワイの人々にとって、石は大切な大地の一部なんだ、と気がついた。

生命を創り出す大地ほどManaを持つものはないものね。

マウイの景色を見ていると、
毎日のようにManaを感じる。
そのたびに体と精神になにかこう、
言葉では説明できないパワーがじ〜んと充電されていくのが分かる。
そして逆にマウイから離れると、日に日にそのパワーが減っていってしまうのを感じる。。。

うまく説明できないけど、
きっとこのManaが私にとって、
生きる力になっていると確信する。
そして出来ることなら、
このManaが私の周りの人たちにも伝わればいいなあと思う。

毎日このマウイのManaに感謝して、
明日も元気に頑張ろうと思うAkiyoなのでした。

(上記の記事は、アキヨさんのブログから許可を得て、転載させていただいたものです。またお楽しみを!)

PROFILE
村田晶代
Akiyo Murata

マウイ島の老舗ダイビングサービス《ラハイナダイバーズ》のオーナーで
ベテランインストラクターのアキヨさん。
実は東京都出身。
その昔、22歳の丸の内OL時代に
スキューバダイビングにハマり、
その数年後に、無謀にも日本を単身脱出、
カリフォルニアでバイリンガルスキューバインストラクターを目指す。
ゴッツイアメリカ人のクラスメートに混じって、
無事インストラクターの資格を取得。
その後、またまた無謀にも世界中に自分を売り込む履歴書をばらまき、
それまで訪れたこともなかったハワイのダイブショップ、
ラハイナダイバーズから面接通知をもらい、そのままマウイ島の住民に。
その後、はや20数年、現在は、ラハイナダイバーズのオーナー兼店長として、
全国からマウイを訪れるダイバーのニーズにこたえるべく、忙しい毎日をおくる。
2003年に(やっと!)結婚。
桂三枝の「新婚さん、いらっしゃ〜い!」にも出場して、
パネルクイズでタワシ=ハワイ旅行をゲットしてしまう、
恐るべしイノシシ年+いて座の典型猪突猛進、A型。

ラハイナダイバーズ
Lahaina Divers
http://www.lahainadivers.com/jp/
(ブログ)
http://www.plus-hawaii.com/blog/akiyo/

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