【ケラマ 阿嘉島】クジラは大きい by 森山 敦

昨日はダイビングがなく
QZ1とフェリーの送迎だけ。
フェリーで帰る人がクジラ見物に行きたいというので
「あなたの清」に連絡すると
快く引き受けてくれた。

ホエールウォッチング船出港の10:30に合わせて
お客さんと一緒にオケ号で座間味島へ。

ほぼ時間通りの出港で一路トナキ曽根へ向かう。
前日と比べると信じられないくらい波もなく
クジラ見物にしてはベタ凪である。

出発して20分ほどで到着すると
いきなりのブリーチ(注1)で度肝を抜かれ
ペックスラップ(注2)を割と長い時間してから
またブリーチ! すっごいっ。

ペックスラップ〜ブロー〜ブリーチを
3〜4回見ることが出来た。こんなの初めて。
後半クジラが出なくなったときも
イルカが10頭ほど船の近くで遊んでくれたり
もう帰ろうかなぁ〜って時には
船のすぐそばでイキナリ現れ全員驚きで声も出なかったりで
ホエールウォッチングってすげー楽しいねぇ。

一緒に行ったお客さんは初クジラで
こんなすごいのを見ちゃって
清から「こりゃ、初めてでこんなの見ちゃってたいへんだぁ〜」
などとからかわれていたっけ。  嬉しいねぇ。

座間味島に戻ってから
友人の和山くんがやってる
和山もずくそばを食べて帰ってきました。

あぁ、楽しかったぁ〜。

ケラマ ホエールウオッチング
プルークアップダイブ
水面上にテールをあげて潜りこむ。
このテールの裏側の模様などで個体識別をする。

ケラマ ホエールウオッチング
ペックスラップ 注2
体長の約1/3程の長さのある、胸ビレ(ペック)を水面上に出し水面をたたく。
体を横向きにし、片方の胸ビレでたたいたり、
仰向けになり両方の胸ビレで、交互に水面をたたいたりする。
胸ビレの腹側は、白い部分が多い。

ケラマ ホエールウオッチング
ブリーチ 注1
13m以上約30㌧の巨体が、水面上に跳び上がって来る。
何の予告もなくイキナリなのでかなりの迫力がある。
体の上半分から、時には全身を水面上に出す。
跳び上がり体を反転させて水面に落ちたり、背面跳びのように背中から落ちたり、
パターンはいろいろである。
船上では「もう一回お願い」と手を合せてる人がいたりする。

この記事は森山さんのブログ 3月4日分より転載させていただきました。
(URLは下記参照)

PROFILE
森山 敦
Atsushi Moriyama

ケラマ 阿嘉島 ダイビング

沖縄のケラマ諸島阿嘉島の大手ダイビングサービスで
1987年よりインストラクター&ガイドとして活躍。

世界でも屈指のおもしろさといわれるケラマにすっかり惚れ込み、
少人数でのんびりと潜るスタイルを目指し、
1995年に独立。ダイビングサービス《OCEANUS》(オケアノス)をスタートさせる。
ワイドな海も好きだが、
ベラやスズメダイ、ハナダイ、ウミウシ、エビ・カニなど、
小さな生き物たちの生態行動に強く惹かれ、
マニアックなガイドもできるインストラクターとしてつとに有名。
22年間のケラマ経験をフル稼働させて、
幅広く海を案内してくれる。

全スズ振こと全日本スズメダイ振興会理事。
意外にも横浜出身という都会派ダイバー!?

OCEANUS(オケアノス)
http://www.oceanus.in/
http://ocemori.blog69.fc2.com/

 

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