【モルディブ】ヤバイ! by 原 慶太
今週の流行語大賞は””ヤバイ””です。
もともとは「危険」といった意味でよく使っていたような。
それが最近「おいしい」「すごい」「きれい」といった表現の時にも使うみたいです。
「魚”ヤバイ”。」 → 「魚が多くて、とても綺麗。」
「ジンベエ”ヤバイ”。」 → 「ジンベエがとても大きくてビックリした。」
「モルディブカレー”ヤバイ”」 → 「モルディブカレーがとても美味しい。」
本来の意味とは違うような・・・。
“ヤバイ”の中には「とても」という意味も含まれているようです。
以前は”超・・”といった表現が使用されていたような。
日本語は進化?していますね。
10月25日(日) 天気 晴れ 水温 29度
「のんびり → サッ」
最近3週間は、本当にベタ凪。
風無し。
波無し。
透明度は平均30M以上。
水温も水面付近は31度位。
環礁越え中もここは海?湖?と思えるくらい穏やか。
「船に乗るといつも船酔いするんです。」
そんなゲストも、薬要らず。
肝心のマンタは3枚確認。
クリーニングステーションをいっぱいに使って、
のんびりと気持ちよさそうにホバーリング。
去っていくときは、機敏に「サッ」っと。
10月26日(月) 天気 晴れ 水温 29度
「ゆったり」
早朝のハンマー狙いは撃沈。
しかし、海が綺麗。
何処まで見えているのだろうと思うくらい”青い”。
スムーズに今日も環礁を越え、ジンベエサーチ開始。
イルカやマンタを所々で確認。
捜索開始から30分。
優雅に泳ぐジンベエを発見。
青い海。
白い砂地。
降り注ぐ太陽の光。
その中をのんびりと泳ぐジンベエ。
“画”になりますね。
10月27日(火) 天気 晴れ 水温 29度
「リベンジ」
先週、激流と戦ったポイントへリベンジダイビング。
気合い十分で同じくらいの時間帯にエントリー。
波無し。
流れ無し。
透明度40M。
「えっ??」
のんびりとソフトコーラルや固有種を観察。
先週の出来事が嘘のよう。
やっぱり、海は”生き物”ですね。
今週も天気、海況共に良好。
生物とも順調に遭遇。
3本目のダイビングが終わると
水着を脱ぐ前に”まず1杯”
皆さんビールがお好きなようで
午後3時頃から船前方でティータイム。(ビールタイム)
10月28日(水) 天気 晴れ 水温 29度
「乾期」
今日も水面から水底が見えるくらいに透明度良し。
勿論、波無し。
流れ無し。
風向きを確認してみると、乾期の風向き。
実は3週間前から乾期だったのでしょうか?
昨シーズンはいつからいつまでが乾期だったのか分からないくらい、
「乾期らしい乾期は」が少なかったこともあって、
今シーズンはどうなのでしょうか?
夕方から普段行かないローカルの島に上陸。
商品は、紅茶やパレオが中心。
スーパーがあったので、覘いてみると
「ジャスミンウォータ」「バナナの絵がパッケージの液体ビン」など
見慣れないものがありました。
お土産物屋さんのオーナーと話をしていると
家に案内してくれ、お邪魔すると
カメを養殖中。
初物は新鮮です。
10月29日(木) 天気 晴れ 水温 29度
「貸切り」
マンタリクエストをいただき、流れを見ながらマンタポイントへ。
雨季の時期は込み合うのですが
エントリーすると、他は1チームのみ。
しかも、すぐにそのチームは行ってしまい30分間貸切り。
最初は1枚。
中盤から2枚。
最後は4枚。
思い思いのアングルからマンタを撮影。
本日も散歩がてら別のローカルの島に上陸。
ここがまた安い。
思わず買い込んでしまいました。
ここで、トラブル発生。
“”カズミ vs 島の子供””
勝者「カズミ」
10月30日(金) 天気 晴れ のち 曇り 水温 29度
「のんびり」
今日は、「群れ・大物チーム」「とことん小物チーム」に分かれてダイビング。
「群れ・大物チーム」
キビナゴにアタックするカスミアジやイケカツオ。
イソマグロ・ヨスジフエダイなどを観察。
「とことん小物チーム」
ドラキュラシュリンプゴビーやオーロラシュリンプゴビーなどの固有種。
イソギンチャクに共生するエビやカニを観察。
写真提供/まっちゃん
ありがとうございました。
PROFILE
原 慶太
Keita Hara
通称ケイタ。
2008年12月より《ブルー”K”サファリ》の一員に。
滞在型のガイド経験はあっても、サファリのガイド経験はなく不安も大きかったが、シーズンも終わりすっかり人気者に。
09-10シーズンは「ブルーシャークⅡ」の”黒一点”として、活躍する予定。
ブルー”K”サファリ
http://www.bks-dive.com/