【レンベ】2010年も元気! Part1 by 窪田美希
※青字は写真を提供していただいたお客様のコメントです。
クジャクベラ!?
2010年元旦1本目のNUDI RETREATⅡで撮りました。普段、動く魚をあまり撮らないのですが、(動く被写体は単に苦手というかへたくそだからというだけなのですが)
婚姻色なのか、赤色が目にとまり、思わずカメラを向けてしまいました。
陸に上がってから写真を見直したら、まぐれでちゃんと撮れていてびっくり。
本当は、もっとちゃんと見れば、こんなきれいな魚が沢山いるんでしょうね。
クジャクベラと背びれとかそっくりなのですが、尾びれが分かれて長いのでフィラメンテッドフラッシャーの方だと思います。オスの婚姻色です。
その他にもブルーフラッシャー、マッコスカーズフラッシャー、ラウンドフィンフラッシャーなど珍しいベラがたくさんいるんですよ。
写真撮るのは難しいですよね、ほんと。
このフラッシャーをメインに撮影されるお客様達はすごかったです。動きに合わせて素早くシャッターをきっていらっしゃって、大変感心致しました。オスがメスを追い掛ける時はヒレをきれいに広げて鮮やかな色がすごく素敵ですね。
ひとつの群れの中に違う種類が混ざっていることもあるのでよく観察してみると面白いでしょう。
ピンクスクワットロブスター
これも1本目で見つけた子です。ピンク色の大きなカイメンにいました。日本じゃぁ、この子を探すのに本当に苦労するのに、いとも簡単に探せちゃいます。また、沢山いるんですよね。驚きです。
そうですね。レンベでピンクスクワットロブスターは普通かもしれません。お客様も自分で見付けて撮っていらっしゃる方も多いです。ただ溝にいるのでフラッシュやストロボが影になったりして以外に撮影が難しい気がします。この目の上にある赤い睫毛が分かるまで寄って撮れている方はまだ少ないのではないでしょうか?是非、挑戦してみてください。
フリソデエビ
2本目のTK-Ⅱにいた子です。
とても小さいってことが写真からわかっていただけるでしょうか?
小さいけど、しっかり大きなハサミをもっているし、体の模様も大人とおんなじなんですよね。写真撮っている時も体の大きさに似合わないフリソデ(ハサミ)を振っていましたよ。
大人も子供も形が同じなんですよね。小さくても一人前!ってことでしょうか?でもよく見ると色の入り方が淡くていいですね。目にしっかりピントも合っていて、気に入っちゃいました。
PROFILE
窪田美希
Miki Kubota
パラオで大物見せつつも小物に興味を持ち始め、インドネシアのマナドへ渡る。
ブナケンエリア、ラジャアンパットのクルーズそしてレンベとインドネシアの手付かずの海の素晴らしさにびっくりの毎日。
中でもレンベは何だこりゃ?という生物がそこらじゅうにいてほとんど動かなくても1ダイブ潜ってしまうほど。
空港へのお迎え以外は外へほとんど出歩かず、暇さえあれば目の前のポイントJahirで潜っている。
珍しいものから普通のものまでじっくりお客様が生物の観察ができ、写真を撮ったりするのに1年中海況も安定していて最適な環境です。
1ダイブが1時間以上、1日4ダイブ朝から晩まで潜って食べての繰り返しであっという間に1日が過ぎて行ってしまう、そんな生活です。
現在は日本とレンベを行ったり来たりの生活で、レンベの海の面白さを多くの方に伝えたいと思っています。
新しく入った日本語ガイドのハニーと共に日本人のお客様に楽しんで頂けるように頑張っています。
ココティノス(メナド)
COCOTINOS
http://www.kima-manado.jp/cocotinos/index.html
カサワリ・レンベ・リゾート
KASAWALI LEMBEH RESORT
http://www.kima-manado.jp/kasawari/index.html