【バリ】タカッドサル早回し by 大西サトミ
今日はラランに行ってきました。
前回タイガン早回しをやったように
今日はタカッドサル編を作ろうと張り切ってきました。
・・・が。
自分の好みが出過ぎちゃったかな・・汗
ちょっと偏りはありますが
そこはご勘弁を:笑
では、潜降!
このポイントは通常、背びれハゼ(通称)を見に行くポイント。
だけど今、背びれハゼは浅場(10m位浅)に多いので
最後に後回し・・・
まず、水深20mにあるスミレナガハナダイのコロニーへ行きます。
このコロニー。普通のハナダイのコロニーと違っていて
なんと!なぜかオスだけ:汗
メスは少し離れたところに1匹のオスとハーレムになっています。
だからオスだけのコラボが粘れば撮れます。
私は早回しミッション中なのでコラボでいい写真は2匹どまり:汗
もっと粘れば4匹ぐらいは行けそうです。
そしてオスだけなので皆のほほんとしており
ふと横を見るとこんな場面も・・
ベラにクリーニングされて気持ちよさそう:笑
一匹だけのかっこいい写真を撮ろうとしたら・・・
真正面:汗
あんた誰?って感じでしょうか?
うっかりスミレナガナハダイにはまり過ぎてしまいました。
15m付近の岩を覗くと・・・・
この子が威嚇していた
モンハナシャコ。
実は手前に巻貝があってそれを割ろうとしていたんですが
私のボロBCでは中性浮力とれずバタバタしてしまい
決定的瞬間は撮れませんでした:汗
その横には
4cm級ニチリン(開かない)ダテハゼ。
私とモンハナシャコとのバトルを冷静に見ていたのでした。
背びれが開くまで待ちたかったのですが
今日の私には早回しを完成させるミッションが:汗
と言うことで浅場へ移動
・・・してる途中で
わお!
なんとシャコガイにバンダブレニーが乗っているじゃん?
もちろんここで道草を食ってしまいます。
早くしなくちゃと言う気持ちとは裏腹に
その横にいるスリーラインブレニーちゃんも激写
この子はいつもいい場所にいてくれる:笑
早く岩の上の背びれちゃん達に会いに行かなくてはと思いつつ・・・
あ。ジョーが巣作りしてる:汗
とりあえず激写
ゴールドスペックジョーフィッシュのオス。
頑張って穴掘りした砂を外に吐いています。
くくう・・・タカッドサルでは背びれハゼを撮らないと
完結出来ないじゃん!?
すでに時間はあと10分を切っている。
水深8m辺りでかなり必死:汗
お!
しかし・・見つけたのは・・メス:汗
でもでもこんなにお腹が大きいのは撮っておきたい
背びれハゼのメス。
もうすぐ産卵かなあ・・・笑
すぐ横にオスも発見!
なんと威嚇してくる:汗
どんどん近付いてきてピンが合わない:汗
どうにか遠目から抑えの1枚
もしかして産卵前だったのかなあ・・・
・・・で、セーフティストップのサイン:汗
とりあず背びれハゼの抑え写真が撮れて良かった良かった:笑
早回し企画は一本のダイビングでこんな感じと言うのを
分かってもらうためにその日の1本60分で撮れるもので完結させているため
正直・・・結構いや、かなり疲れますが・・・
今まで1年ポイントの紹介もろくにしてなかったし:汗
とりあえず、メインポイントだけでも一回り頑張りたいと思います!
≪タカッドサル≫ ラブアンララン
沖の飛び根ポイントなので透明度はいいことが多い。
風や波に弱いというのが玉にキズです。
PROFILE
大西サトミ
Satomi Onishi
ガイド歴かれこれ19年。
自分にとって最高な海を探し求め、
石垣島・西表島・パラオ・マブール・デラワンと渡り歩いた。
将来を見据え2006年にバリに流れ着く。
ファンダイブよりガイドダイブが好き。
ゲストに一番いいところを見せたいのでガイド中に
カメラは絶対に持って入らないのがモットーであり信念。
魚や生き物にもとっても詳しく
デラワン時代に発見したピグミーシーホースの仲間が新種と認定され、
2008年、「サトミ・ピグミーシーホース」という呼び名に(学名にもサトミさんの名前が)。
2009年2月にはバリ北部に自社《SARI DIVE》をオープン!
2010年にはコテージも完成!
日々のブログ
http://saridive.blog67.fc2.com/
SARI Dive & Cottege(サリダイブ&コテージ)
http://satomimantarey.com