[大瀬崎]魅惑のカエルアンコウ祭り!by てぃだ。

この記事は約3分で読めます。

From 【大瀬崎】

海の案内人ちびすけの「てぃだ。」です。
今年は春からカエルアンコウの仲間の当たり年です。
現在は外海にたくさんのクマドリやオオモンがいます。
1ダイブで何個体も見られるなんて、そうめったにありません!

人気の黄色のクマドリアンコウ。
発見当初は白くて「またシロクマだね」なんて言っていたのですふぁ、だんだんクリーム色になっていき、今では結構黄色になってきました。
大瀬崎 黄色ウマドリカエルアンコウ

ほら、近くにいるシロクマと比較しても色の違いが明白でしょ!
大瀬崎 クマドリカエルアンコウ

これは夏から見られている「シロクマ3号」。(もう10号以上いて、どれがどれだか……笑)
だいぶ大人の魅力を持ってきました。
かなりのゴツゴツの渋さです。
「小さいときは可愛かったのにね」って言われそうですが、成魚のシロクマが大瀬で観測されるのは非常に珍しい!
それくらい早くから現れ、長くいるってことですね。
大瀬崎 クマドリカエルアンコウ

今年のオオモンカエルアンコウは不思議な色合いが多いです。
このちびちゃんの模様はすごいですね。
ミトコンドリアみたい!
大瀬崎 オオモンカエルアンコウ

ジュズエダカリナと同色のオオモンは、写真に撮りやすいサイズです。
大瀬崎 オオモンカエルアンコウ

夏に「緑オオモン」と呼ばれていた子は、マクロレンズじゃ収まりきらない大きさに成長しました。
それに伴い、色も濃いグレーに!
大瀬崎 オオモンカエルアンコウ

イロカエルアンコウも結構な大きさに成長。
黒とオレンジがいます。
例年はオレンジが多く、たまに黄色が出たり……だったので、黒のイロカエルアンコウって珍しいかも。
大瀬崎 イロカエルアンコウ

一昨日は、かわちゃんがエキジット間際に流れ藻の中からハナオコゼを発見!
夏のイメージだったのに、こんな時季に見つかってびっくり!!
水温がまだ温かい証拠ですね〜。
大瀬崎 ハナオコゼ

ニシキフウライウオのペアやハタタテハゼ、ヒレナガネジリンボウたちも健在です。
ウミウシカクレエビなど甲殻類も多すぎ!
例年では人気のミヤコキセンの幼魚やカンムリベラの幼魚たちも、スルーされてしまうネタの多さ。
うーん、もったいない!
ぜひ、今のチャンスをのがさないで!!

PROFILE
てぃだ。
Tida
大瀬崎 ダイビング カエルアンコウ

立正大学体育会スキンダイビング部出身。学生時代、海で青春を謳歌する(笑)。
当時のダイビング生活が厳しかった反動か、ゲスト、初心者にはとても優しい(笑)。
潜るとひたすらウミウシ捜索マシーンと化し、恐るべきウミウシアイを発揮する。
夫のかわちゃん、2歳の息子のぴろ社長とともに、
大瀬の海、ウミウシの美しさを紹介しつづける《海の案内人ちびすけ》を営んでいる。
本名/川原ゆい

海の案内人ちびすけ
http://www4.tokai.or.jp/sea/

 

\メルマガ会員募集中/

週に2回、今読んで欲しいオーシャナの記事をピックアップしてお届けします♪
メールアドレスを入力して簡単登録はこちらから↓↓

writer
PROFILE

																								
FOLLOW