[大瀬崎]浮遊系のウミウシたち by てぃだ。
From 【大瀬崎】
海の案内人ちびすけの「てぃだ。」です。
続々登場の深海魚騒動で、中層ダイビングが熱い大瀬崎です。
色々なクラゲもやってきていますが、その中に混じってウミウシもくるのです。
この透明なクリオネのような子は、ウキビシガイ科のガラスウキヅノガイ。
名前に貝がついていますが、この子は後鰓類。
つまりウミウシの仲間です。
上の翼のような部分を動かして泳ぎます。
黄色い線がきれいなこの子はコノハウミウシ科のササノハウミウシ。
体をクネクネくねらせて泳いでいます。
コノハウミウシ科は触角も単純な形態のものが一対、足も鰓も退化していることが特徴です。
ウミウシを探そうとすると下を見てしまいますが、クラゲが多いときは中層にも目を向けてみましょう。
こんな浮遊性のウミウシに出会えるかもしれませんよ!
PROFILE
てぃだ。
Tida
立正大学体育会スキンダイビング部出身。学生時代、海で青春を謳歌する(笑)。
当時のダイビング生活が厳しかった反動か、ゲスト、初心者にはとても優しい(笑)。
潜るとひたすらウミウシ捜索マシーンと化し、恐るべきウミウシアイを発揮する。
夫のかわちゃん、2歳の息子のぴろ社長とともに、
大瀬の海、ウミウシの美しさを紹介しつづける《海の案内人ちびすけ》を営んでいる。
本名/川原ゆい
海の案内人ちびすけ
http://www4.tokai.or.jp/sea/