[大瀬崎]ボブサンウミウシ&ナマハゲミノウミウシ登場! byてぃだ
From【大瀬崎】
海の案内人ちびすけの「てぃだ。」です。
まだまだウミウシトップシーズンですが、見られる種類がガラリと変わりました。
先月までは嚢舌目の仲間が多かったのですが、今はドーリス系のカラフルな子が多いです。
その中でもダイバーに人気なのがボブサンウミウシ。
カラフルで模様もアートですね!
これは「沖縄のウミウシ」図鑑に載っているイロウミウシの仲間です。
学名も和名もありません。
5cmくらいと大きいです。
沖縄でも深い場所にいるらしく、とても珍しい!
10年以上大瀬で潜っているかわちゃんも初見の子です。
年間1〜3個体ほどしか現れないレアなナマハゲミノウミウシ。
でもこの名前は通称で、正式和名ではありません。
まだ学名も和名もない子ですが、赤い体に白いミノが秋田のナマハゲに似ていることからそう呼ばれています。
もう通称が有名になっていて、「正式和名じゃなかったんだ!」と驚かれることが多いです。
エサとなるヤギについているので、長く観察できる可能性の大きい子です。
今回も長く見られるといいなぁ〜。
えー、そしてちょっと宣伝を(笑)
3月15日に新しいウミウシ本が発売されました。
その名も「ひみつのウミウシ」
ウミウシの分類方法や撮影方法、グッズなどなど、読み物としても楽しい1冊です。
著者は八丈島のレグルスの水谷知世さん。
その中にちょこっとですが、てぃだ。が管理人を務めるmixiコミュ「ウミウシ素敵。」が紹介されています。
目にすることがありましたら、見てみてくださーい♪
春の陽気の大瀬崎。
まだまだウミウシシーズンが続いています。
色々大変ですが、がんばっちゃ!(てぃだ。の母の実家は仙台です)
PROFILE
てぃだ。
Tida
立正大学体育会スキンダイビング部出身。学生時代、海で青春を謳歌する(笑)。
当時のダイビング生活が厳しかった反動か、ゲスト、初心者にはとても優しい(笑)。
潜るとひたすらウミウシ捜索マシーンと化し、恐るべきウミウシアイを発揮する。
夫のかわちゃん、2歳の息子のぴろ社長とともに、
大瀬の海、ウミウシの美しさを紹介しつづける《海の案内人ちびすけ》を営んでいる。
本名/川原ゆい
海の案内人ちびすけ
http://www4.tokai.or.jp/sea/