この時期に捕食をよく見る理由

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_DSC8204.jpg_DSC9440.jpgどうもまた黒潮が寄ってきているようだ。
水温もここ3-4日でまたまた上がってきて現在25℃台をキープしており、透明度も良い状態が続いている。
このまま夏に突入してくれればいいのになぁ。。。(・・;)
毎年の事だけど、初夏はいろいろな魚の捕食をよく見かける。
それもそのはず、水中には産まれたばかりの無防備な幼魚(もちろん被食者)が増える時期なのだ。
また(被食者となる魚の)成魚たちにとっても、この時期は繁殖期のピークであり、無防備な状態で行わざるをえない求愛や同種間での喧嘩などを頻繁に繰り返している。
つまり、「浮き足立った季節」なのだ。
プレイ(被食者)となる多くの魚たちにとっては恋のチャンスであっても、プレデター(捕食者)たちにとってはまたとない食事のチャンスなのだ。
産んで増やせるか?それとも、食われるか?
魚たちにとって子孫を増やす一連の行為は、命がけの冒険なのだ。
【写真・上】
predator(捕食者): アカエソ
prey(被食者): ブチススキベラ(若魚)
【写真・下】
predator(捕食者): シロブチハタ
prey(被食者): オトメハゼ(成魚)

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