丘の上のお馬鹿さん
バラス西で愛機のテレコンリングライトカメラを見失っていまだ発見できず。
どう考えても見つからないのがおかしい。
出来る限りのサンゴの下を覗いたり、遠くの方まで遠征したりして捜索はするものの手がかりすらない。
見失った場所で途方にくれていると、でっかいオニダルマオコゼが空を見上げていた。
すると頭の中に突然ポールマッカートニーの歌声が。
フールオンザヒルだ。
美しいメロディとドブスなオニダルマオコゼの顔が妙にマッチングした。
丘のうえのお馬鹿さん。一人ぼっち。
海も音楽もいいなあ、と。
思わずシャッターを切ったら、イメージ通りに撮れた。
ちょっと嬉しい。