親の愛は計り知れず、儚い。

こんにちは!
大瀬館マリンサービスの佐々木です。

やっとこさ念願の『海藤花』が撮影できた。同業者のHMS井上さんから情報を聞き出し…(笑)新しい武器(ターゲットライト)を装着して向かった。場所は、よく観察しないとタコ壺が認識できないゴミ!?の山。母タコがせっせと子タコの為に城壁で囲んでいる。
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中を覗いて見ると、美しい『海に咲く、藤の花』がいくつも垂れ下がっていた。母タコは、約4週間程、付きっ切りで常に新鮮な水流を送り続ける。そして孵化を見送って、その一生を終える……
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というのが、一般的なのだが卵を守る事がやはり最優先事項なのだろう。天敵の来襲になす術も無く、身を削られる事もある。しかし、子タコはなんとか守れた…
8本ある腕は1本になり、必死に痛々しい吸盤で壁に張り付き、新鮮な水を送り続けている。その儚さに私はただ無言でシャッターをきる事しか出来なかった。
そしてその晩、親タコは生き絶え、保護者のいなくなった卵嚢は根こそぎ消え去ってしまった。弱肉強食…自然の摂理…であるのだが悲しい結末でした。
(HMS井○さん情報サンクスですm(__)m)

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