ダイバーのマスクが光るケーブ写真を撮る方法

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反射して光るモデルのマスク(撮影:越智隆治)

いわゆる“地形ポイント”の定番写真といえば、ホールを見上げるダイバーに太陽光が降り注ぐシーン。

先日、とある海で会った、写真を始めたばかりのダイバーさん。

今度、宮古島に行き、地形写真を撮ろうとはりきっていて、「これを撮ってみたい」と指さした雑誌の写真が、“モデルのマスクが光っている”写真。

プロカメラマンは、どのように動き、光る瞬間を見つけるもか。
はたまた、モデルに指示を出すのかと熱心に聞かれました。

“自分が撮る”という視点になっているので、プロカメラマンの動きに注目がいってしまうのは無理ありませんが、この写真、「モデルが首をゆっくり上下させ、カメラマンは光る一瞬を狙ってシャッターを切る」のが正解です。

カメラマンが動くと、手ぶれするし、思い描く構図にハマりません。

ただ、何度も写り込んだ経験から言うと、中性浮力をとりながら、首を上下させるのはなかなか体が安定せず割と大変。

まずは着底し、体を安定させて試してみてくださいね。

※2015年12月11日記事訂正:
マスクから光が屈折する写真について「ライトで飛ばしている」と書きましたが、自然光の光で、誤った記述でしたので削除しました。訂正してお詫びします。

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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
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〇NPOプロジェクトセーフダイブ
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〇問い合わせ・連絡先
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■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
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