「第1回山陰海岸ジオパーク海中フォトコンテスト」入賞全作品発表! 〜中村卓哉氏 & むらいさち氏の寸評つき〜

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第1回山陰海岸ジオパーク海中フォトコンテスト」の入賞作品が決定、発表されました!

先日、審査員を務めた「ゆるカタコンビ」でおなじみの中村卓哉氏 & むらいさち氏、主催であるブルーライン田後のオーナーガイド、山崎英治氏が東京に集合。
オーシャナオフィスにて審査が行われました。

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第1回にも関わらず、たくさんの作品が集まった「山陰海岸ジオパーク海中フォトコンテスト」。
入賞作品は3人で話し合いながら決める形でしたが、意見はほとんど同じだったよう。
まずは結果を発表していきます!

部門A:海中ジオパーク

<優秀賞> 「一瞬」 撮影者:前田時子

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<佳作> 「田後の輝き」 撮影者:熊野宏一

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部門B:生き物たち

<優秀賞> 「スポットライトはわたしのもの」 撮影者:徳山敬明

徳山敬明_スポットライトはわたしのもの

<佳作> 「旅立ち」 撮影者:中野篤史

中野篤史_旅立ち

<佳作> 「僕だって泳げるもん」 撮影者:有木正雄

有木正雄_僕だって泳げるもん

部門C:気軽にコンデジ賞(ワイド・マクロは不問)

<優秀賞> 「眼力(めじから)」 撮影者:前田時子

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<佳作> 「洞窟で〜」 撮影者:石原弘子

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岩美町長賞

「田後に舞う夏」 撮影者:山本清

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田後漁協賞

「アジの隠れ家」 撮影者:高岡亜沙子

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ブルーライン田後賞

「マリオネット」 撮影者:蔵澄典子

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中村卓哉氏 & むらいさち氏寸評
第二回に向けての期待

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審査員のお二人からの寸評です。
ぜひ今後の撮影やフォトコン応募の際の参考にしてみてはいかがでしょうか。

<中村卓哉氏>

初回にも関わらず力作揃いとなりました。
やはり田後の魅力の1つである、ダンゴウオの作品が多かったですね。
撮影の際はなにを見せたいかが一番重要で、それには背景も意識することが大切です。後ろがごちゃっとしていると、一番見せたいものが分かりにくくなってしまうので。
今後撮影する際にはそちらも気をつけていただくと、より良い写真が撮れると思います。
審査員として考えることですが、ネット上でフォトコンの結果発表をするときに、パッと見た瞬間にインパクトがあるものがほしいんですね。大きく伸ばしたらインパクトがある写真もあってそれはそれでいいのですが、フォトコンに向いている写真かというとまた別になります。
応募する際はそういったことも考えてもらえるといいかなと思います。

<むらいさち氏>

第1回目のフォトコンテストでしたが、入賞しなかった作品以外でもレベルが高いものが多かったですね。
全体を見るとワイドよりもマクロの写真が多かったです。
マクロを撮影する際に気をつけてもらいたいこととしては、単体を写すだけだとありきたりになってしまうので、もうひとアクションあるともう一つ上のレベルの写真が撮れるかなと思います。
あとは、タイトルをつけるときに、主観的な感想になってしまうことが多いです。
タイトルは作品の印象を左右する重要なものでもあるので、客観性を意識してもらって、ストーリーを感じれるものをつけてもらえるといいかなと思います。

また、今回始めてのフォトコンテストを主催し、自身も写真を撮るというブルーライン田後のオーナーガイド、山崎英治氏からもコメントをいただきました。

「第一回山陰海岸ジオパーク海中フォトコンテスト」が無事終了しました。
今回のデータと印刷を一緒に提出してもらう形でしたが、普段は撮った写真を印刷しない方が多い中、モニターで見る色の違いなど分かってもらえたので、この経験は大きいのではないかと思います。
タイトルの付け方に苦労したゲストの方も多かったのですが、今回の経験を元に他のフォトコンなどにも挑戦してもらって、どんどん水中写真を楽しんでもらいたいと思います。

今回、結果をメールでもらうだけでもよかったのですが、審査員である2人の意見を聞くために鳥取から足を運びました。
各応募写真を見ながら2人が話している寸評は、メールでもらう総評だけではわからない細かい部分も多いと思ったので。
これを持ち帰ってお客さんにフィードバックし、また来年もフォトコンテストを開催したいと思います。

■主催:ブルーライン田後
■後援:鳥取県、岩美町

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