海洋プラスチックごみから生まれた植木鉢「buøy プランツポット」
以前にオーシャナでもトレイやコースターの商品紹介をしていた、捨てられていた海洋プラスチックを材料に捨てられない新たなアイテムに生まれ変わらせるブランド「buøy (ブイ)」。
今回は、buøy が新製品であるプランツポット(植木鉢)の発売を開始したのでご紹介。
「buoy(ブイ)」に関する過去の記事をチェックしたい方は下記記事を↓
『海洋ゴミから生まれるプロダクトブランド「reBirth(リバース)」が、新たに「buøy(ブイ)」としてリニューアル!』
プラスチックメーカーの技術研究から生まれた
プロダクト
現在、日本の海岸にもたくさんの海洋プラスチックごみが漂着している。プラスチックには特性が違うたくさんの種類があり、種類ごとに分別し不純物を取り除かなくては再生することはできない。海岸に流れつく海ゴミは分別が難しく、通常の再生は困難だった。
そこで、海ゴミを使って“人々の心を動かすことをプロダクト”を目標に、上記で述べた海ゴミの特性を軸に技術を研究。そうやって生まれたのが、回収された場所や季節によって色や模様が変わる、まるで工芸品のようなプロダクト『buøy』のシリーズだ。
なぜプランツポット(植木鉢)をつくったのか
製作者は、「ビーチクリーンをしていると、遠い国からきた製品や、はるか昔の製品が打ちあがっていたりと、プラスチックが自然に還ることはないのだなと痛感するとともに、水に強い素材であることを実感した」と言う。
また、カラフルな色味もプラスチックの持ち味。buøy は着色は一切行わず、偶然集まったゴミの色を活かして製作。通常のプラスチック製品というと発色が強い印象だが、buøy は複数の色が混ざり合うことで色彩トーンが抑えられており、インテリアとして取り入れやすくなっている。
そこで、コロナ禍でおうち時間が増えている今、室内で自然が感じられるアイテムにしたいという想いからプランツポットの製作に挑戦した。
■複数の樹脂が混じることによる不思議な質感/マーブル模様
■プラスチックは割れにくく水に強いので、お子さんやペットのいるご家庭でも安心
■一人暮らしの部屋にも丁度いいサイズ感
■いくつも並べておきたくなる2種類のデザイン
プランツポットのデザイン紹介
「deco」(凸形状)
膨らんだ形状が特徴。底に排水形状あり。受け皿とセット。
「boco」(凹形状)
くびれた形状が特徴。底に排水形状あり。受け皿とセット。
また、4月10日までmakuakeにて特別価格での先行販売を実施している。
https://www.makuake.com/project/buoy/
コロナ禍の影響によりリモートワークへとシフトした方々も、気分転換にデスクに彩りを加えて見るのはいかが。
会議の相手や家族とのふとした会話の中で、プランツポットが海洋ゴミについて語り合うきっかけになるかも。
【buøy(ブイ)】
海洋ゴミを材料にしたプロダクトブランド。プラスチックメーカーの有志によって技術開発し、クラウドファンディングを経て製品化。海洋ゴミのように劣化しプラスチックの種類がわからない状態でも成型する技術において特許出願中。
サイト、facebook、instagram
お問い合わせ:buoy@techno-labo.com