PADI Gearに日本オリジナルコラボバッグ「PADI×GOTBAG」が登場

中西 美樹

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世界最大のダイビング教育機関であるPADIジャパン（以下、PADI）が、貴重な海を守ることをコンセプトに開発したフェイスマスクやクリーンナップバッグなどを展開するPADI Gear（パディ ギア）。そのラインアップに、PADIと共通の海洋保護の目的を持つドイツ発のブランドGOTBAG（ゴットバッグ）との日本オリジナルコラボバッグ「PADI×GOTBAG」が登場！ダイバーたちの現場の声が開発にも反映されるというPADI Gear、ダイバーファーストでつくられたバッグとは一体どんなものなのだろう？

厳しい審査を乗り越え商品化するPADI Gear

PADI Gear（パディ ギア）は、貴重な海を守ることをコンセプトに、水中世界を愛するダイバーたちの協力によって開発された商品のこと。見た目の美しさや機能性にこだわり、ダイビングライフを豊かで快適にするのはもちろんのこと、地球環境にとって良いものでなければ商品化されないという厳正な審査機基準がある。

販売されている商品の中には、再利用可能なペットボトルやリサイクルプラスチックから作られたフェイスマスクやドライバッグ、回収した看板やタイヤチューブをアップサイクルしたクリーンナップバッグなどがある。そして、それぞれの商品が現在世界的な問題となっている「二酸化炭素排出量の削減」と「海洋への悪影響の軽減」に貢献しており、同時に環境への責任を兼ね備えた機能的なものとなっている。

生まれ育った海の危機を救うべく創業した、サステナブルバッグブランド

GOTBAG（ゴットバッグ）は、2016年にドイツのマインツで創業した、海洋プラスチックを回収・リサイクルしてバッグを作るサステナブルブランド。石油由来のプラスチックから商品を作るのではなく、海洋廃棄プラスチックを回収・リサイクルしてバッグを作ることで、ごみを削減し、美しい海と地球環境を守る取り組みを行っている。創設者のBenny（ベニー）は、幼い頃からマリンスポーツをして育ち、プラスチックごみが海洋汚染問題の大きな原因となっていることに対して「なにか出来ないか」と考えたのがGOT BAGのはじまりだという。

約2年間の綿密な研究を重ね完成！３タイプのサステナブルバッグ

約2年間の綿密な研究を重ね誕生した、ミニマルなデザインと耐久性を兼ね備えたこのサステナブルバッグでは、海洋プラスチックごみの発生量が多くて問題になっている、インドネシアで回収した海洋廃棄プラスチックを素材として使用。また、環境に優しい植物由来のPUコーティングが施されており、耐水性の高い仕上がりとなっている。

PADI×GOTBAGロールトップバックパック

このバックパックをひとつ生産するのに、約3.5kgのプラスチックが海から回収されリサイクルされている。15インチのPCが入る取り外し可能なPCケース付きで、学校や仕事用のバッグとしても活用できそう。

PADI×GOTBAGロールトップボストンバッグ

このボストンバッグをひとつ生産するのに、約4.5kgのプラスチックが海から回収されリサイクルされている。ダイビングツアーや国内旅行、キャンプ等のアウトドア、ジムバッグとしても使えるサイズ感で、ポケットが４つあるのも嬉しい。

PADI×GOTBAGデイパック

このデイパックをひとつ生産するのに、約2.5kgのプラスチックが海から回収されリサイクルされている。13インチのPCが入るPC収納ポケット付きで、トートバックとバックパックの２way仕様となっていて、TPOに応じて使い分けできそう。

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選ぶのに時間がかかってしまいそうなほど、どれも万能なバッグ。環境に配慮したアイテムの中には、「環境に配慮しているけど性能があんまり良くない」ということもあるが、このバッグは性能面も期待できそう。是非、バッグを買い替える際の候補に入れてみては。