「DELIPO!」でポイ活しながら食品ロス削減に貢献

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10月16日は国連が定めた「世界食料デー」。日本では2008年から、10月を「世界食料デー」月間として、国連機関をはじめ関係機関で啓蒙活動に取り組んでいる。各企業や個人がそれぞれの知恵を出し合う中、ADAPTER INC.はフードロスに貢献できるスマホアプリ「DELIPO!」をリリースする予定だ。

Text:Nodoka Sekido

食品業界に特化したデジタル・トランスフォーメーション!

11月16日にリリースされる「DELIPO!」は、食品業界の大きな課題であるフードロス削減に貢献するスマートフォンアプリ。
お惣菜・お弁当を中心とした中食商品が、家庭内でどのように消費されたのかといった定性データを消費者から直接収集するというものだ。集められたデータは、食品業界に従事する人々が自社の課題解決に素早く利用できる形に分析し、食品業界の小売業者及びメーカーの商品開発・業務改善及びフードロス削減に役立てることができる。

従来、食品業界では、「何が売れたのか」といった購買の定量データは取得してきたものの、「なぜそれが売れたのか」・「実際にそれは美味しく食べてもらえたのか」といった定性データは入手しづらいことが課題だった。現在でもそれらのデータを補う手段は少なく、勘や経験に頼った商品開発にならざるを得ない状況を抱えている。その結果、商品開発の無駄が生じやすく、さらに、消費者ニーズを捉えきれなかった商品が売れ残ることで、フードロスの問題にも繋がってるのが現状だ。

「DELIPO!」を使うことで、購入時刻・消費時刻・購入理由に加え、味や容量、価格への感想という、レジ通過後の顧客によるリアルな消費データを集積することが可能になる。川下である消費者から収集したリアルな消費データを川上の食品業界に提供し、活用することで、業界全体がフードロスを発生させない体制にシフトしていくことができると考えられる。

「DELIPO!」で手軽にポイ活!

お弁当・お惣菜の消費におけるデータは、消費者から「DELIPO!」を通し、 購入後の商品ラベル・レシート撮影及び食後のアンケートという形で収集。
「DELIPO!」を使ってデータを提供することで、消費者にはポイントが付与され、これらのポイントは商品券(Amazonギフト券を予定)に交換することができる。フードロス削減に貢献しながら、ポイ活としても楽シムことができるお得なシステムだ。

また、ポイント募金という仕組みもあり、貯まったポイントをフードロス削減に取り組む団体へ寄付することも可(寄付先団体:NPO日本もったいない食品センター) 。
※データを提供して頂く消費者の皆様のデータ管理及び取扱いには十分配慮し、匿名化を行い個人が特定されない形で運用致します。

■製品概要
製品名:DELIPO!
リリース予定日:2020年11月16日
アプリ概要: 対象のスーパー等で購入した惣菜のラベル撮影や食後のアンケートに答えるだけでポイントが獲得できるアプリ
※本製品のリリースはあくまで予定であり、こちらの情報をもって本製品のリリースを保証するものではありません。
また、本製品についての一切の事項は予告なく変更される可能性があります。

■会社概要
商号:ADAPTER INC. (和名 株式会社アダプター)
所在地:〒105 – 0001 東京都港区⻁ノ門3丁目7番地5号
代表者:代表取締役 元木 賢一
設立:2020年3月
事業内容:スマートフォンアプリ・WEBを使ったマーケティングリサーチ、MA・SFAサービスのツール提供
資本金:900万円
URL:https://adapter-inc.com/

環境問題や経済の低迷が深刻化する中で、「無駄をなくすための工夫」がさまざまな形で生まれている。
企業にとっても、消費者にとっても有益な「DELIPO!」を活用して、フードロス問題解決へのゴールを目指そう。

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