サンゴの島 喜界島のコミュニティカフェ「サンゴCAFE」が夏季限定オープン!

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喜界島サンゴ礁科学研究所が運営をする「サンゴCAFE」と「サンゴMUSEUM」がリニューアルし、7月から9月末までの夏季限定の営業を開始した。

大学生プロデュースのもと
夏季限定リニューアルオープン!

サンゴCAFE外観

「サンゴCAFE」は、研究者や喜界島の人々がサンゴCAFEに集まり、出会いと交流が生まれる場をコンセプトに、研究者と喜界島にゆかりのある国や地域のフードやドリンクを提供するコミュニティカフェ。

プラスチックストローの廃止や、調理する際に出る生ゴミや茶がらを堆肥化(コンポスト)するなど、環境配慮への取り組みも進めているという。

今年は、大学生らが様々なアイディアを出しながら展示やメニューの開発を担当。アーティスト×サイエンティストの融合と発進拠点として「サンゴMUSEUM」もリニューアルして、夏季限定営業をする。

サンゴCAFEメニュー:オムカレー

また、サンゴMUSEUMでは、これまでにも喜界島サンゴ礁科学研究所の活動を応援してきた、写真家の大杉隼平さん撮影による喜界島の写真の展示や、活動の成果をご覧いただける空間になっている。

サンゴMUSEUM内観1

サンゴMUSEUM内観2

夏休みの旅行や帰省で島を訪れる方や、喜界島サンゴ礁科学研究所が8月に開催を予定しているイベントなどで、研究者や子供たちなど多くの人が喜界島を訪れるだろう。こうした人たちの交流の場としてはもちろんのこと、「100年後に残す」という喜界島サンゴ礁科学研究所の理念に触れられることを形にする場として、今年も営業することを決めた。

奄美大島本島の近くにある喜界島。訪れる際は、是非「サンゴCAFE」と「サンゴMUSEUM」に寄ってみてはいかが。

サンゴCAFE・サンゴMUSEUM 詳細

営業時間:毎週土曜日・日曜日11:00-15:00(14:30ラストオーダー)※9月末までの予定
メニュー:オムカレー(700円)、ハワイライオンコーヒー(400円)、花良治みかん緑茶(400円)、シークー紅茶(400円)、など
Instagram:https://www.instagram.com/sangocafe/
住所:〒891-6151 鹿児島県大島郡喜界町塩道1508
アクセス:喜界空港から車で20分、喜界空港から巡回バスあり(「塩道」下車)

サンゴCAFEアクセス案内

サンゴの家

「研究者・旅人・ローカルが出会う場所」。
海の中では、サンゴ礁に多くの生物が集まり、多様な生態系を作る。
研究所が運営するサンゴの家は、ロッジ[宿泊]、CAFÉ[飲食]、MUSEUM[研究]、フリースペース[イベント]が合体した、サンゴ礁のような役割を持つ交流の場。研究所、住民、旅人がサンゴの家に集うことで、出会いと交流が生まれることをめざしている。

NPO法人喜界島サンゴ礁科学研究所

NPO法人喜界島サンゴ礁科学研究所は、国際的にも稀少な隆起サンゴ礁から成り立つ鹿児島県喜界島を拠点として海洋・地質に関る生物に関する調査・研究事業を行い自然科学の発展と普及に寄与することを目的とし、2014年から活動を開始。サンゴ礁サイエンスキャンプ・サンゴ塾・サンゴ礁文化の伝承などの教育啓蒙活動、サンゴの飼育・リーフチェック・観測などの学術調査を含め行政・研究者・大学と連携した活動を展開している。
ホームページ:http://kikaireefs.org/

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PROFILE
奄美在住。高校生の時にブラジル留学を経験。泳ぐのが苦手で海とは縁がない人生だと思っていたが、オーシャナとの出会いを通じてOWD(BSAC)を取得。オーシャナを通じ、環境問題や海のことについて勉強中。
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