ライター・小笠原愛と行く! ドルフィンスイム in ハワイ島ツアーレポート2018(第2回)

暗闇の海に舞う白いドレープ!大迫力のナイトマンタ in ハワイ島

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ドルフィンスイム in ハワイ島ツアーのレポート第2弾はナイトマンタ!

空がゴールドに染まる夕方6時、カイルア・コナから北に約10分のホノコハウ・ハーバーからボートに乗り込みます。

ハワイ島の西側に位置するコナから見えるサンセットは「コナサンセット」と呼ばれ、ここに来たら見逃せない美しい景色の1つ。
私たちを乗せたボートは、空を反射した金色の海の中を、マンタを探しに岸に沿って南下していきます。

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みんなが太陽が沈む水平線とボートの間に視線が釘付けなのは、いつ現れるかわからないザトウクジラのブローを探すため。
11月〜4月は、陸からもザトウクジラの姿を確認できるほど出会えるチャンスが多いのです。

そんななか、出港して20分ほどでマンタが出現したとの連絡を受け、その場所へ向かうため舵をきります。
マンタが出現したのは、ホノコハウ・ハーバーから南へ17kmほど南下した、ケアホウベイのシェラトン・コナ・リゾートの前のスポット。

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ポイントに到着すると、ダイヤモンドのように輝く太陽がちょうど水平線に沈んでいくころでした。

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今回お世話になったのは、マンタ大学・夜学部の早坂ありささん。

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ありささんが、海の中にライトのついたボードをセッティングして、マンタに集まってもらう準備を整えます。

このライトに寄ってくるプランクトンを狙って、マンタがボードに寄ってくるという訳です。ボードにマンタがつくまではしばし待機。

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「マンタがきました!」の一声で、マスクとシュノーケルをつけてノーフィンで入水し、ライトのついたボードまで泳ぎ、ボードについた取っ手につかまります。
足を水面に綺麗に浮かせていると、マンタの回転の邪魔にならず、水面まで上がってきやすいそうで、足の下にヌードル(浮き具)を入れてジッと待機。

すると海底5mほどの辺りから視界に入ってきた1枚目のマンタ。
この子がかなりのビッグサイズで、体長3mほどでした。

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海底から水面に向かって、真っ白いお腹を見せながら綺麗に回転を繰り返し、徐々に私たちに近づいてきます。どんどんと近づいてくるマンタのお腹で、視界が真っ白に。
私もゲストさんも「わーーーー!!!きゃーーーー!」と興奮して大絶叫(笑)。
本当に顔面スレスレまできてくれるサービス精神旺盛なマンタさん。
私も人生で3回目、8年ぶりのマンタとの遭遇に、まるで初めて会うかのように興奮してしまいました。

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クルクルと回転するライトに照らされたマンタの白いお腹は、夜の海で揺れるドレープのようでとても幻想的です。

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大きな口を開けてこちらに向かって泳いでくるので、口の中までよ〜く見ることができました。

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大きなマンタが去った後は、2枚目、3枚目と次々にサイズの違う個体が入れ替わり立ち代わりやってきて、持ち時間いっぱいまでマンタとの時間を過ごすことができました。
夜の海に入るのは初めてというゲストさんもいましたが、ウェットスーツや、ヌードル(浮き具)での浮力確保や、ガイドさんのブリーフィングで、不安なく海に入ることができていたので、泳ぐのが苦手な方にもオススメのアクティビティ。
ハワイ島へ行ったら一度は体験してほしいです!

<協力>
マンタ大学・夜学部

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PROFILE
BSACスキンダイビングインストラクター。元No.1六本木ホステス。
ハワイ島に長期滞在を繰り返し、野生のイルカと日常的に泳ぐ生活を体験。
自然・動物と共生して暮らす美しい世界に魅せられたハワイ島ラバー。

永続可能な暮らしをデザインするパーマカルチャーを学び、持続可能な地球を実現するため自分ができる発信・活動を行う。地球環境を良くしていくには、人の心がハッピーになることや消費する暮らしを変えていくことが必要だと考え、自然と人をつなぐ体験プログラムを行う「ちきゅうの学校」プロジェクトを立ち上げ、活動している。

パニックになり辞めていたスクーバダイビングは2019年9月、13年越しにリベンジダイビングに成功、新たな一歩を踏み出した。フリーダイビングはトレーニング中。

夢は“世界中の人々とつながり、支え合い、調和のとれた地球を未来へつなぐこと”。

※ライター/スキンダイビングインストラクター/アースメディエイター/地球ワクワク探検隊

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