ライター・小笠原愛と行く! ドルフィンスイム in ハワイ島ツアーレポート2018(第4回)

心が通う瞬間! スピナードルフィンと恋に落ちる〜ビーチエントリーでもイルカの群れと遭遇〜

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ハワイ(撮影:Ryuzo Shinomiya)

ドルフィンスイム in ハワイ島ツアーが終了した翌日、フリーダイビングで水深115mのアジア記録保持者である篠宮龍三さんたちと、早朝の海へ撮影に出かけました。

カイルア・コナから少しずつ南下し、イルカたちがやってくるビーチをホッピング。会える確率が高いと思っていた最初の2つのビーチでは、イルカに会うことができず、最後のビーチへと車を進めました。

最終目的地であるビーチは、会える確率は少ないけれど、もしイルカが来ていれば水深8mほどの海底に真っ白な砂が広がる、とても絵になる場所。
そんな大好きなビーチに到着すると、100mほど沖にイルカたちの背びれを確認できました!
目視できるだけでも、かなりの数が泳いでいます。
しかもこの日は私たちのグループ4名の他には誰もいない貸切状態。
すぐに準備を始めて海へ向かいます。

イルカたちの背びれを確認しながらビーチエントリーでイルカに向かって泳いでいくと、真っ白な海底と水面の間にぼんやりとイルカたちの姿が現れました。

最初のグループが見えたかと思うと、次から次へと切れ間なく泳いでくるイルカたち。
確認できるだけでも50頭以上はいます!

ハワイ(撮影:篠宮龍三)

イルカたちが瞬間瞬間、織りなすフォーメーション

ハワイ(撮影:篠宮龍三)

おはよう〜!

体を慣らしながら少しずつ私も水中に潜っていきます。

ハワイ(撮影:篠宮龍三)

徐々に陸のリズムから海の中のリズムへ

このビーチにいるイルカたちは、とても機嫌よく遊んでくれることが多く、落ち葉を水中に浮かべてイルカたちにキャッチしてもらう、通称「リーフゲーム」がここでの楽しみ。この日もリーフゲームにチャレンジするため、葉っぱを持っていきました。

ハワイ(撮影:篠宮龍三)

うまくキャッチしてもらえるかな?

遊んでくれそうな子たちを発見したら、葉っぱを手にアピールしながら水中へ。

ハワイ(撮影:篠宮龍三)

イルカさん、この葉っぱを水中に置くよ〜

そしてをそれ見て反応してくれたイルカが、その葉っぱを器用にキャッチ。
見事リーフゲームが成立です!

ハワイ(撮影:篠宮龍三)

やった〜!

海に暮らす野生のイルカたちと、陸に暮らす私たちが、1つのゲームを通してコミュニケーション、いや、「遊び」を共に楽しむ瞬間。
何もメリットがあるわけでもないのに、ただただ一緒に楽しんでくれるイルカたち。

なんで遊んでくれるんだろう。

何度この場面に出会っても、不思議な気持ちが湧いてきます。

名称未設定

言葉は交わせないけれど、確実に心通う瞬間があって、その瞬間はほんの一瞬だけど「両想い」。相手が人間だろうが、動物だろうが、海だろうが、愛する気持ちは止められなくて、愛のカタチは無限で自由だなと思わせてくれるイルカたち。

そんなイルカたちと、夢のような時間を過ごす私たちは、まだそこにイルカたちがいるのにも関わらず、次の予定があるため名残惜しいが引き上げる。ビーチに向かって帰る途中に大きなアジ玉にも遭遇し、アジにも海にも愛された朝となりました。

ハワイ(撮影:篠宮龍三)

行くたびに感動と新しい出会いをくれるハワイ島に、ありがとう。

マスク、スノーケル、フィン:GULL
スイムスーツ:Pikai Swim Hawaii

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PROFILE
BSACスキンダイビングインストラクター。元No.1六本木ホステス。
ハワイ島に長期滞在を繰り返し、野生のイルカと日常的に泳ぐ生活を体験。
自然・動物と共生して暮らす美しい世界に魅せられたハワイ島ラバー。

永続可能な暮らしをデザインするパーマカルチャーを学び、持続可能な地球を実現するため自分ができる発信・活動を行う。地球環境を良くしていくには、人の心がハッピーになることや消費する暮らしを変えていくことが必要だと考え、自然と人をつなぐ体験プログラムを行う「ちきゅうの学校」プロジェクトを立ち上げ、活動している。

パニックになり辞めていたスクーバダイビングは2019年9月、13年越しにリベンジダイビングに成功、新たな一歩を踏み出した。フリーダイビングはトレーニング中。

夢は“世界中の人々とつながり、支え合い、調和のとれた地球を未来へつなぐこと”。

※ライター/スキンダイビングインストラクター/アースメディエイター/地球ワクワク探検隊

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