ウミウシ1本勝負 @浮島

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日本全国潜り歩き・伊豆行脚編@浮島

緑深い山あいを通る国道をひた走る。
浮島トンネルを抜けてすぐの信号を、海へと向かう側道を下っていくと、
やがて目の前に、断崖や奇岩に包まれるように水をたたえる、
穏やかな湾が広がる。のどかじゃのう〜。

ということで、西伊豆は浮島にやって来たど!

http://area.diving-commu.jp/area/index/134

浮島《サンセットリゾートダイブセンター》一同にお出迎えしていただく。


海に臨むように建つ白亜の建物がダイブセンターと併設の「サンセットリゾート」

“ウミウシの海”として知られている浮島。
単純にウミウシの種類や数が多いからということもあるが、
今回ガイドをしてくれた高橋殿を始め、
スタッフがウミウシに対して並々ならぬ愛を持っていることも大きな理由。
ウミウシオンリーガイドなんてのもやっているぐらいじゃからのう。

ということで、ブリーフィングでは「7:3でウミウシです」と(笑)。

そんな浮島のアイドル、ウミウシを探すならここということで、
どノーマルのコンデジを持ってボートスポットの「カマガ根」へ。

ビーチからボートに乗船。いってきま〜す。

あおっ!

マイケルではない。透明度がものすごいことになっておるのじゃ。

上も下も浮いているだけで気持ちがいい。

冬の海はこれだからやめられない。

キンギョハナダイが群れて華やかじゃが……
 

そこはウミウシ探しダイビング。皆、根にへばりつき(笑)。

さすが、ウミウシは続々と。

でっかいのから。

 
ニシキウミウシ

ちっさいのまで。


ムラサキウミコチョウ

レアな人気者も次々と。

 
ボブサンウミウシ、キカモヨウウミウシ

大爆発中なのはニシキウミウシの幼体。

指さされてウミウシだと思い撮った2つの物体。

実はただのウミウシのエサで、ズームアップすると1〜2mmほどのルンキナウミウシ。
 →

もちろん、ウミウシ以外の人気者も。

 
コクテンベンケイハゼ(?)、ハナタツ


イソコンペイトウガニ

ということで、透明度も良く、魚も群れる巨大根で、
あっという間の下を向きっぱなしダイビング。
※「ワイドのリクエストもちゃんとこたえますよ」と高橋殿(笑)

ウミウシは、じっくり撮影できて楽しか。

2本目へ続く。

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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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