子どもが海について考えるコンクール。第3回「タラ号ポスターコンクール2022」応募受付中
フランスのファッションブランドのアニエスベーと、アニエスベー創立者が立ち上げたタラ オセアン財団の日本支部であるタラ オセアン ジャパンが、日本の子ども達が地球環境や海についてより関心をもつきっかけになることを目指し、今年で第3回目となる「タラ号ポスターコンクール2022」を開催。気になる応募内容や優秀賞の詳細をチェック!
「タラ号ポスターコンクール2022」とは?
ブランド創設者のアニエスベーが2003年に立ち上げて以降サポートし続けているタラ オセアン財団。タラ オセアン財団が運営する海洋探査船タラ号には、科学者や船員とともにアーティストも乗船し、科学者はサイエンスの力を使い、アーティストは、アート作品を通して見えない海の状態を可視化し、海をよりよく知り、守る事の重要性を伝えている。
そこで、今年で3回目となる「タラ号ポスターコンクール2022」でも、このユニークな「科学×アート×教育」という視点を活かし、タラ オセアン ジャパンの活動をより広く知ってもらい、日本の子ども達が地球や海洋環境問題についてより関心をもつきっかけになること、子どもたち自身が問題を考え、解決のためにアクションが取れるという自信や、社会へ発信することの大切さややりがいを感じていただくことを目指している。
優秀賞は「粟島海洋環境クラブ」親子ペア合宿
優秀賞に選ばれた2名の方は、海洋環境教育においてタラ オセアン ジャパンと連携協定を結んでいる香川県三豊市に位置する粟島で行う、1泊2日の「粟島海洋環境クラブ」親子ペア合宿に招待される。
今年4月に実施した第1回、第2回の優秀賞受賞者の方を招待した合宿では、自然豊かで美しいアートと環境の粟島で、タラ号の活動を紹介する展示鑑賞やワークショップ、ビーチクリーニングなどの活動を行なったという。
また、今年は、優秀賞以外にも、入賞や先着150名様への参加賞も用意されている。
先日、日本の海に漂い続けているマイクロプラスチックの調査や啓発活動にかかる資金を調達するためのクラウドファンディングで、見事目標金額である500万円の調達を達成したタラ オセアン ジャパン。
環境問題に対する教育活動にも力を入れている彼らによる、子ども達の発想をかき立てながら、海洋問題について考えるきっかけをつくりだすこのコンクール。是非、海の世界をまだ知らない子どもへ、新しいことに挑戦する第一歩として応募を提案してみてはいかが。
※Tara Oceanの正式表記は「Ocean」の“e”の上にアクサン・テギュ