【クラファン】5/20まで!日本の海洋プラスチックの問題に、あなたからの追い風を!
一般社団法人タラ オセアン ジャパン(以下 タラ オセアン ジャパン)が、今この瞬間も日本の海に漂い続けているマイクロプラスチックの調査や啓発活動にかかる資金を調達するためのクラウドファンディングプロジェクト「美しい海を未来へ|海洋プラスチックの問題に、あなたからの追い風を!」を5月20日(金)まで実施している。初めての挑戦となるこのプロジェクトを試みた経緯や理由、実現したい3つの目標とは?
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プロジェクト「美しい海を未来へ|海洋プラスチックの問題に、あなたからの追い風を!」について
タラ オセアン ジャパンとは?
フランスのファッションデザイナー、アニエスベーと、息子のエティエンヌ・ブルゴワが、海洋環境の脆弱性や重要性について研究し啓発する目的のために2003年に立ち上げたのが、Tara Ocean(タラ オセアン)プロジェクト。その後、フランスではじめて海に特化した公益財団法人として認定され、タラ オセアン ジャパンは、その日本支部にあたる。
クラウドファンディングをスタートした経緯
タラ オセアン ジャパンは、2020年4月に、日本全国の国立大学の臨海実験施設の連携組織“JAMBIO(マリンバイオ共同推進機構)”と共にマイクロプラスチック汚染の研究プロジェクト「Tara JAMBIO マイクロプラスチック共同調査(科学×アート×教育)」を日本列島沿岸で始める予定であった。
しかし、昨今のコロナ禍により県外移動が制限された時期が続き、本来、月に一度、日本各地での海洋調査や啓発、教育活動を行い、2年でサンプリング調査が終了し、3年目の2022年には研究に集中する予定だった調査が遅れてしまっているという。そして、今までの遅れを取り戻し、早急に調査と研究を進め、同時に啓発、教育活動をおこなうためには資金が足りず、場合によっては、さらに遅れてしまう可能性も否めない状況である。
そこで、タラ オセアン ジャパンは、調査・分析を早急に進めるべくクラウドファンディングに挑戦することを決めた。
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このプロジェクトによって実現したい3つのこと
1.北は北海道から南は沖縄までの、日本列島の沿岸海域のマイクロプラスチック汚染の定量化とプラスチック汚染源の特定。
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2.プラスティスフィア(マイクロプラスチック粒子に付着する微生物叢[読み仮名:びせいぶつそう])の研究をし、海洋生態系への影響を評価すること。微生物叢とは、ある特定の環境に生息する微生物の集まりのことを指す。
3.マイクロプラスチックの現状のみならず、地球温暖化など人間活動が海洋に与える影響について、科学や、アート、教育の力を使って、こどもや若い世代、多くの方に知っていただける機会を提供し、啓発活動の実施。
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今回のクラウドファンディングで募集させて頂く資金500万円のうち、300万円は、2022年に予定しているTara JAMBIO マイクロプラスチック共同調査で行く予定の、能登、佐渡島、三崎、館山での調査費用に当てる。また、残りの200万円は、子どもたちへの教育プログラムの充実のために充当する予定だという。より詳しい調査費用の割り当てについては、下記の掲載しているクラウドファンディング特設ページより確認できる。
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初めてクラウドファンディングに挑戦した理由
“志を同じくする皆様と出会い、ともに歩んでいける機会に。”
調査、分析は、大変地味な作業だが、正しい対策の立案や、人々に働きかけるための、可視化できるリソースとして絶対欠かすことができない過程だ。クラウドファンディングに挑戦することで、新たな企業や個人の方に海の現状を知ってもらうきっかけとなり、支援の可能性を広げ、より早く調査、研究、啓発活動を行い、この問題をより早く可視化し、解決への近道になると考えているという。
プロジェクト実施詳細
「美しい海を未来へ|海洋プラスチックの問題に、あなたからの追い風を!」
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目標金額:500万円(3,000円〜支援可能)(5月11日現在、2,737,000円達成中)
募集期間:2022年5月20日午後11:00まで
All or Nothing形式:期間内に集まった支援総額が目標金額に到達した場合にのみ、実行者が支援金を受け取れる仕組み。
支援コース:3,000円~2,000,000円まで計15コース
クラウドファンディング特設ページ: https://readyfor.jp/projects/TaraOceanJapan
支援のお礼となるリターンには、「海洋調査同行権」や「クラウドファンディング限定セミナー」など、普段は体験できないであろう、貴重なコンテンツが用意されているのも見どころだ。
日本の海のプラスチック汚染問題の状況について、海を愛する、いちダイバーとして見過ごせない問題ではないだろうか。また、より細かい調査が行われ可視化されることで、効率よく環境への対策が行えるようになると考えると、日本の海洋環境に対してとてもプラスなこと。この調査のより詳しい取り組み内容について知りたい方は、クラウドファンディング特設ページから確認できる。