都市型ダイビングショップとバディダイビングを併用する理由 ~夢はダイビングショップ経営!~
自分たちでダイビング計画を立て、自分たちだけで潜り楽しむバディダイビング。
そんな自由なダイビングスタイルがたくさんのダイバーを魅了しています。
では、バディダイバーは、すべて自分でできるからプロにお任せの都市型ダイビングショップは使わない?
実は、そうとも限りません。
バディダイビングをより楽しむために、都市型を利用しているダイバーもいます。
今回は、都市型のダイビングショップでインストラクターまで取得し、現在はショップツアーとバディダイビングを併用して遊んでいるダイバー、阪本拓哉さんにお話を伺いました。
(以下、阪本さんよりコメント)
インストラクターまで取得後
バディダイビングでさらにスキルアップ
ダイビングを始めたのは都市型のダイビングショップでした。
そこでダイビングの魅力にハマり、一気にインストラクターまで取得。
「自分でダイビングショップを経営する」という夢もできました!
今は、その夢のために、仕事をしながら日々勉強中です。
バディダイビングを始めたキッカケは、気軽に軽いノリで潜りに行けること。
現地ショップさんにタンクさえ用意してもらえれば、自分たちの好きなように潜れるということで、「突然予定が空いて潜りに行きたいけど都市型ショップの予約はいっぱいで行けない」というときなどは、仲の良い人を誘ってバディダイビングに行くようになりました。
そして、「自分のダイビングショップを持つ」という夢のためにも勉強になることがたくさん。
バディダイビングはガイドがいないので、お互いが意識をしていないとロストをしてしまうことや、生物の名前がわからないことなどが難しい点ですが、のびのびと自分の好きなように潜れる楽しさ、自分で生物を見つける能力、安全に対する配慮(残圧のこまめなチェック、ロストした際の対応など)が身につきました。
都市型ショップで身につけたダイビングスキルと
仲間のおかげでバディダイビングが楽しい
ただ、都市型のダイビングショップも継続して利用中。
ショップに行けば、いろんなダイバーさんと出会えます。
潜りに行くことで交友関係が広げられ、バディ探しもできる。
分け隔てなくいろんな人と仲良くなって潜れることが楽しく、また、グループ行動なのでバディダイビングでは得られないような経験を積むことができ、自分の勉強にもなります。
都市型で身につけたダイビングスキルがないと、バディダイビングも楽しめていません。
なので、どちらも大切にしています。
すべての人を笑顔にできるショップを作るために
これからは、もっとたくさんのポイントへ行き、たくさんのバディダイビングの経験を積むことが課題です。
ダイビングスキルを身につけ、一緒に潜ってくれる人を、最高に楽しませることのできるインストラクターになって、来てくれるすべての人を笑顔にできるショップを作りたい。
これからもバディダイビングを楽しく利用していきたいと思います。
【Profile】
阪本拓哉さん
経験本数110本、BSACオープンウォーターインストラクター