リゾート地・ダイビング後の15分メイク術 基礎編
前編で掲載させていただいた、ある女性ダイバーから『スッピンでもいいよ』の『でも』ってどういう意味?!という質問で、「恋人の場合」についてお伝えしましたが、新たに「友人の場合」はどうなのでしょうという質問をいただきました。
友人の場合、『スッピンでも自分が良ければ何でもいいんじゃない』『スッピンでもいいんじゃない?海だしね』とあくまでも「better」ではなく、「しょうがないよね」というような気持ちを表す『でも』なのではないでしょうか。。。
色々な場面でつかわれる『でも』ですが、『~がいい』と『~でもいい』では、随分意味が変わってきてしまいます。
うっかり言い間違えてしまっただけで、トラブルが起きてしまうこともありますよね。
日本語って本当に難しい。。。
でも、日本語だから伝わる細かい心配りや気持ちもあります。
思った事、感じた事は素直にしっかりと相手に伝えていきたいものですね。
リゾート地やダイビング後のメイク
では、皆様は今回のテーマであるリゾート地やダイビング後のメイクはどのように行っていますでしょうか。
今年の夏、猛暑日が続きお休みの日にビーチにお出かけになった方も多いかと思います。
ビーチで良く見かける水着姿の女性のメイクで気になるのが、普段街中でのメイクと同様のメイクをしていることです。
「メイク」と聞くと、ファンデーション・眉・アイメイク・チーク・リップなどすべてをまとめて「メイク」と考えている方が多いと思いますが、その役割や効果によって大きく2つに分けられます。
それは、「ベースメイク」と「ポイントメイク」です。
メイク下地・ファンデーション・コンシーラー・フェイスパウダーの事をベースメイクといい、眉・アイメイク・チーク・リップをポイントメイクといいます。
例えば、着物時のメイクアップで注意しなくてはならないのは、着物の重厚感に負けないようにしっかりとした厚みのあるベースメイク作りがポイントになってきます。
逆にドレス時のメイクアップの注意点は、ドレスのような艶感や透明感をベースメイクで表現する事が大切になります。
メイクアップでのイメージ表現で大切なのは、色・形・質感です。
私達がいつ・どこで・何をするのか、TPOにあわせて洋服を選ぶように、お顔の中で一番目立ってしまうベースメイクをどのように仕上げるかがとても重要なのです。
水着姿のようにお肌を露出する部分が多くなればなるほど、素肌感のあるナチュラルなベースメイクが、リゾート地・ダイビング後のメイクアップに適しているわけです。
ベースメイクの役割
①紫外線や乾燥などの刺激からお肌を保護する
②キメの整った透明感のある健康的なお肌に見せる
③お肌の様々なトラブルや気になる部分をカバー
ポイント~ベースメイクどこまでしたらいいの?
・厚みのバランス
→頬以外は薄く仕上げましょう!
・肌への密着感
→キメや毛穴にしっかり密着!
・Tゾーン
→油分が多く崩れやすい
・目元や口元
→表情筋がありよく動く部分なので崩れやすい
・フェイスライン
→この部分を厚塗りしてしまうと仮面のようなお顔になってしまう
私たちは、お肌のトラブルをカバーしようとついついお顔全体を均一に厚塗りしてしまいがちです。
カバーしようと厚塗りをしてしまった結果、逆にしわなどのトラブルが目立ってしまうという事もあります。
特に目の下の三角ゾーンといわれる場所は肌の美しさを決める重要な場所。
ここをキレイにカバーする事で肌全体の平均値が上がって見えます。
ベースメイクとは、その名の通り基盤(ベース)となるもの。
ではその基盤とは?
それは私たち自身、私たちの年齢を表現しています。
つまり、TPOに合わせたベースメイクの仕上がり次第で若々しくみせることもできますし、老けて見えてしまうこともあるわけです。
ファンデーションは量のバランスを考えながら、きちんと肌へ密着させることで素肌感のある美しいベースメイクを作る事ができます。
今回は『15分メイク術』をマスターする為に、必要なベースメイクのポイントについてお伝えしました。
次回は「~リゾート地・ダイビング後の15分メイク術 完成編~」をお伝えしていきます。
美の館 オーナー美沙子