水中鍾乳洞セノーテを潜る!

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Dコミュ内で地味〜に流行っている「珍ポ」ネタ。
ということで、僕も流行りに乗って珍ポ…をひとつ。
メキシコのカリブ海側に突き出したユカタン半島は、
ハネムーナーに人気のカンクンや、
ダイバー憧れのコスメルがあるエリア。
以前紹介したホルボッシュも、
ユカタン半島の北端にあります。


このユカタン半島は、石灰質の地盤でできているため、
雨がすべて地中に吸収されてしまうのが特徴。
地表を流れる川がなく、地下水脈ができているのです。
そして地中にできた空洞は鍾乳洞を形成し、
いたるところに鍾乳石や石筍が育っています。
そんな空洞に地盤が陥没し、地下水脈がたまると、
見事な水中鍾乳洞が姿を現わします。
現地ではセノーテと呼ばれ、
古くから真水の供給源や儀式の舞台になってきました。
ユカタン半島には、いくつものセノーテがあり、
ダイビングやスノーケリングのポイントになっているところもあります。
真っ暗な鍾乳洞は、ダイバーのエア音しか聞こえない静寂の世界。
入口からほのかに差し込む光はとっても神秘的です。
ライトで照らすと巨大な鍾乳石が浮かび上がり、これもまた美しい。
探検気分と芸術鑑賞の気分を味わえるセノーテダイビング。
魚群や大物ダイビングの合間にぜひ♪
※淡水ダイビングになるので、ウエイトは少なめ。
水底には石灰が沈澱しているので、
フィンはゆっくりとあおるように使って、中性浮力はしっかりとりましょう。
Photo / Asa Kikuchi (Queen Angel)

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PROFILE
ビーチリゾートをメインにしたトラベルライター。
50以上の国を訪れた経験を生かし、旅行ガイドブックや旅行雑誌などを制作している。
編集プロダクション「アトール」所属。
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