キャプテン・ギャラクシーと呼んでくれ!

ども。
土曜は休日出勤だったのですが、YouTubeとかニコニコ動画でセクシー動画ばっかり見ていて、全然仕事がはかどりませんでした。なので明日も多分出勤。あと、帰り際に近所のセブンイレブンで、インドチキンカレーまんを買おうとして「このインチキカレーまんを下さい」と思わず言ってしまい、店員さんにものすごくイヤな顔をされました(実話)……と、そんなプライスレスな休日を過ごしている太陽系ホニャララです。
さて、そんな寂しい中年サラリメンな私ですが、実は1級船舶免許を持ち、しかも船を所有するという意外に貴族な一面も持っています。まぁ、あえていえば、加山雄三とか小室哲哉とかタモリさんが仲間。
(写真はもちろんイメージ)
というわけで、プロフィールにも書いてありますが、春も来たことですし、当初から予定していた、船遊びシリーズを始めようと思います。で、このシリーズに限っては、太陽系方面担当副部長ではなく、肩書きもエリアもかなり拡大して「銀河船長(キャプテン・ギャラクシーと読んでね)のゆらゆら日記」と名付けたいと思います。


まぁ船といっても、世の中にはいろんな船がありますので、どうせ貴様の持っている船はきっと
こんな船か
あるいはこんな船か
下手をするとこんな船に違いない
とお思いの方もいるかもしれません。まぁそれほど大きく外れているとも言いがたいのですが、自慢じゃないけど、私の所有する船は、れっきとしたクルーザーです。ちなみに私の調査によると、人が「自慢じゃないけど」と前置きをして何かを言うときは、99%自慢なのですが、今のも自慢です。ただし、クルーザーの定義は「宿泊が可能な居住設備の付いた船舶」なので、山手線のホームでも公園のベンチでも眠ることができる私にとっては、ツェルトと寝袋とキャンプ用のストーブとコッヘルさえ持ち込めば、あらゆる船はクルーザーということになります。
……それはさておき、休日のディナーが「インチキカレーまん」な私が、なぜ船などを持っているのでしょう。もちろん実家が大富豪なわけでも漁師なわけでもありません。ではなぜかというと、実は船というのは、イメージしているほど高い乗り物ではないからなのです。
これは考えてみればある意味当然です。例えば自動車の場合、今やどんなにグレードの低い方の車種でも、内側にコンピュータ制御の非常に複雑なメカニズムを持っています。ですが、私が持っているようなタイプの船の場合、推進システムは、スクリューを正回転か逆回転に回すだけで、舵操作も船外機を左右に動かすだけという、非常に単純なものなのです。
さらに私の船の船体は、パワーウィンドウも、電動リクライニングシートも、ワンセグ付きのカーナビも、エアコンもない、ただのプラスチックの固まりです(でも魚探はついてるんだぜ!)。これにバイクのエンジンと同じような単純な造りの船外機を、どんと載っけただけなので、自動車なんかより、よほど安いものなのです。もちろん高い方は天上知らずですが……。
ちなみに私の持っている船は船体もエンジンもヤマハの中古ですが、購入価格は、私の乗っているヤマハのバイクより安かったです。
ではなぜ、四方を海岸線に囲まれた日本で、セイリングがレジャーとして普及せず、一部のお金持ちだけの趣味になっているのでしょう。ちなみに、ニュージーランドのオークランドでは、8人に1人がヨットやモーターボートなどの船舶を所有しているそうです。東京都在住の人の自家用車所有率が、およそ4人に1人なので、これは東京で車を持ってる人の約半分くらいの割合です。
もちろんレジャーに対する文化的な嗜好とか、外洋に面して波が高く台風などの被害も多いという海況的な問題もあるのですが、最大の問題は停める場所がない、あっても法外な料金をとるというマリーナの問題があるからです。ニュージーランドは、年間停泊料がブイで1万円くらいからで、桟橋でも15万くらいだとか。一方東京/神奈川だと、最低30万(しかも全然空きがない)、普通に100万とか取りやがります。
その背景には、行政の過剰な商船、漁船保護という歴史があって、最近では、利権としてのマリーナ開発と水辺の囲い込みというのがあるのですが、この停泊問題も含めて、購入までの経緯は次回に。
最後に、私の愛艇「サクラ」ちゃんをチラ見せ。

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