深海のYrr

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どうも
昼間にふとんをバルコニーに干して、そのまま窓を全開にして昼寝してしまい、しばらくして首筋とか汗だくで目が覚めた瞬間に「あぁ、なんかすごく夏っぽいぜ!」と、夏が来たのを実感した太陽系方面担当副部長です。やっぱいいよね夏。


……カナダで突然クジラやオルカの群れがホエールウォッチング船に襲いかかり、ノルウェーの海底では無数の異様な生物が新燃料メタンハイドレートの層を掘り続けていることが判明する。世界各地で猛毒のクラゲが大量発生し、フランスでは猛毒のロブスターが爆発。いったい海で何が起きているか?
って感じで、話題の海洋SF(?)小説、『深海のYrr』(ハヤカワ文庫 )を読みましたよ。感想は、一言でいうと「長い」です。上・中・下の3巻で、それぞれ500ページ以上。前半はJ・P・ホーガン的なSFミステリーでしたが、後半は福井晴敏的なハリウッド映画っぽい派手な展開にかわるという不思議な本でした。私はJ・P・ホーガンも福井晴敏も好きなので、とてもおもしろかったです。なんか映画化の話もあるみたいだし、時間のある方はぜひお読みください。でも超長いです。
(以下ネタばれがありますので、未読の方はご注意ください)
原作に登場する架空の知的生命体「Yrr」ですが、実は架空の生き物ではなく実在するのです。
それがこいつ↓ (ちょっとグロいので、拡大注意)
……うそ。
これはBlob fishという深海魚でした。なんか榎本俊二の漫画に出てきそうな感じ。
あんまりやる気が感じられませんね。
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