「ブルー&シルバー」変更!→「グリーン&パープル」
“真夏のオガン”がテーマの取材。
昨日はあいにくのカーチバイ(梅雨明けに吹く沖縄独特の南風)で、オガンに行けず。
気を取り直して、オガン、いってきま〜〜〜す!
ふふ。そんなに簡単に風がおさまるはずもなく。カーチバイのバカ。
ま、風自体は気持ちいいがのう。
そこで、1〜2本目は西表島西側の崎山周辺のサンゴエリアへ。
八重山のサンゴといえば、石垣島北部の売り出しが印象的じゃが、
ここ西表島でも元気なサンゴが広がっている。
エダサンゴ、テーブルサンゴ、ハマサンゴ、キッカサンゴなどなど。
3本目は「ハナゴイの根」。
浅瀬のガレ場にぽっこりと突起した根はカメの格好の寝床となっていて、
5〜6尾のカメがお昼寝中。起こしてすまん!
スポット名通り、ハナゴイやハナダイが乱舞する。
アカネハナゴイ、ハナゴイ
オガンに行って、青い海の中をガンガン行き交う回遊魚を楽しむ、
ブルー&シルバーの世界から、急きょ、
西表島の野生味あふれる元気なサンゴとハナゴイ舞う
グリーン&パープルの世界で、まったりのんび〜りなダイビング。
この幅の広さも西表島の魅力なんじゃろうな。
まあ、上原の多くのお店は癒やし系ばかりなので、
正確にはオガンも癒やしも攻める「ダイブチームうなりざき」のようなお店の魅力と言ってもいいじゃろう。
さて、そんなサンゴの楽園が産卵の季節を迎えておる。
昨日もお伝えしたとおり、わしも生まれて初めてバッチリ見られて感動したのじゃが、
他のグループが見たという浅瀬のエダサンゴの一斉産卵は見逃す……。
ということで、今からナイトダイビングで再チャレンジ!
昼間見たあのサンゴたちが一斉産卵したらとすごいんじゃろうなぁ。
■撮影/石丸智仁