【2月末〆切】沖縄で3年以内に潜ったダイバーへアンケート 回答者全員に水中写真家の写真プレゼント
沖縄県がダイビングやシュノーケリング、SUPなどのマリンレジャーに関するアンケートを8月28日から2月19日にかけて実施中。3分程度のアンケートに答えるだけで、バーチャル背景やデスクトップに使用できる沖縄の海の写真4点をもれなくゲットできる。3年以内に沖縄でダイビングをした方、2月までにダイビングの予定がある方は回答して画像をもらっちゃおう。
沖縄在住の水中写真家が切り取った
水中世界をプレゼント
アンケート回答者へのプレゼントとして、全部で4点の画像が送られる。沖縄で活動をしており、オーシャナでもお馴染みの清水淳氏と上出俊作氏による作品だ。それぞれの作品についてのエピソードも一緒に添えて届けられる。
アンケートを通して
沖縄県のマリンレジャーをもっと魅力的でサステナブルに
今回沖縄県がこのアンケートを行う目的や背景とは、一体何なのだろうか。大きな目的は沖縄県のマリンレジャーの魅力を高めていくというところにある。
沖縄県にとって美しく生き物豊かな海は、最大の観光コンテンツ。沖縄を訪れる観光客の約9割は海を目的とし、約6割はマリンレジャーに参加、そこでの体験に大きな期待を抱いているという調査結果もあるという。
安全管理の問題
しかし一方でさまざまな問題も起きている。現在沖縄県にはダイビングを提供する事業者は約1,000、マリンレジャー全体では約2,000の事業者が登録されている。開業へのハードルが低く、中には安全対策がきちんとされていない事業者がマリンレジャーを提供しているケースもあるそう。その中から安全で優良な事業者を観光客が判断することは難しく、事故やトラブルを未然に防ぐには事業者全体の意識や安全対策の底上げと、観光客が事業者を正しく選べる環境づくりやリテラシー向上が必要だ。
地域や環境への配慮の問題
問題は安全面のみにとどまらず、オーバーツーリズムが顕在化している場所も。たとえば、青の洞窟で有名な真栄田岬では、駐車場に入りきれない車が渋滞や路上駐車を起こし、周辺住民や農家の車が通れないなど、地域へ悪影響が発生している。また、海域ではサンゴの踏み付けによる破壊や、魚の餌付けによる生態系の変化が起きている。一度に多くの観光客が入っているため景観が悪くなり、観光客の満足度低下につながっていることも。これらの問題を解決しこの先も沖縄の観光産業が発展していくためには、美しい海を守り、地域にプラスになるような観光の形を作ることが求められている。
事故に遭ったり怖い思いをしたりした観光客は、また沖縄の海で遊びたいと思うだろうか。サンゴが破壊された寂しい海は魅力的だろうか。
これらを踏まえ、観光客がどのように事業者を選んでいるのか、沖縄での観光に対しどのような意識をもっているのかといった現状を、まずは調査しようというのがアンケートの目的だ。
私たちが遊んでいるフィールド、沖縄の海が今後も美しくあるように、そして多くの方に安全に楽しくマリンレジャーに参加してもらい、その魅力を存分に感じてもらえるように。沖縄で潜ったことのある方はアンケートに回答して、さらに周りの方へ情報をシェアして、沖縄県に協力していただきたい。
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