【クロスオーバーで初年度年会費無料キャンペーン中】プロも安心!BSACが公傷・育休制度を整備
ダイビング教育機関として世界最古、71年の歴史を誇る「BSAC」。その日本支部である「BSAC JAPAN 」では、ここ数年間で加盟店や所属インストラクター向けのメンバー特典を大幅にアップデート。「公傷制度」や「育休制度」の整備、メンバー用アプリで使える「事故報告機能」の追加など、ダイバーを指導する立場であるプロメンバーにとって、さらに安心して活動しやすい内容となったようだ。気になる内容をみていこう。
ダイビング教育機関BSACとは?
まずは、「BSAC」とはどんな教育機関なのか、改めておさらいしてみよう。
「The British Sub Aqua Club」の頭文字から名付けられた「BSAC」は、1953年に英国・ロンドンで発足したダイビング教育機関である。今では世界中に支部を持っており、日本支部にあたる「BSAC JAPAN」は2024年で37周年と歴史も深い。「SAFETY FIRST(安全はすべてにわたって優先する)」を基本理念に、”ダイバーの安全を優先して行動できるインストラクターを育てるプログラム”で、事故の減少に貢献する為の活動を積極的に行っている。
ダイビング産業を持続可能にするための一環として、インストラクターを含むプロメンバーへの待遇面などをさらに強化したという。次項目でくわしく紹介していこう。
アップデートされたBSACのメンバー特典
今回、”メンバー特典”としてアップデートされた内容の中から、特にチェックしておきたい項目を下記にまとめてみた。
BSACメンバーアプリのコンテンツの利用
BSACメンバー用のアプリ「BSAC Member」に「事故報告」ボタンが追加された。事故発生後の緊迫した状況の中でも、プロメンバーが適切な対応を行えるように開発されたコンテンツである。この機能としては、事故が発生した緊急時にBSACスタッフと直接話せる「電話相談機能」や、スムーズに初期の事故報告ができる「事故報告機能」、事故報告後、法的に心配に思っていることをBSACの顧問弁護士に相談できる「無料法律相談」など。事故はあってはならないことだが、全てのインストラクターに起こりうる可能性があるとして、そういった 不安にさらされる状況下でも心強い味方となってくれそうだ。
なお、このコンテンツは、ダイビングに従事するメンバーだけなく、シュノーケリングやスキンダイビングに従事するメンバーにも適応される。どのランクのメンバーでも同内容のコンテンツを利用できるのはうれしいポイント。
弁護士からアドバイスがもらえる! BSACプロメンバー向けアプリ新機能「事故報告ボタン」
BSAC総合補償制度に加入できる
BSACのプロメンバー資格を所持していれば、BSACが提供している各種保険に加入することができる。基本的に各教育機関は保険を提供しており、海などで活動をするメンバーには保険加入を義務付けているが、もしまだ加入していないプロメンバーがいたら直ちに加入するべきだろう。 また、これを読んでくれている顧客の皆様も、自身を担当するインストラクターやガイドがどの様な保険に加入しているのかを知る権利はあるだろう。
- ■ダイビング賠償責任保険(施設所有(管理)者賠償責任保険団体契約)
- ■BSACメンバー傷害保険(傷害総合保険プラン)
- ■トレーニング・ツアーイベント管理下傷害保険(受講生補償プラン)
- ■ダイブセンター賠償責任保険(生産物賠償責任保険、施設所有(管理)者賠償責任保険、受託者賠償責任保険の団体契約)やその他保険など
- ■引受保険会社:あいおいニッセイ同和損害保険株式会社
BSACメンバー向けの情報提供を受けることができる
BSACでは、メンバーに向けて有益な情報発信を行っている。いままでは、メールとホームページのメンバーサイトで情報配信を行ってきたが、ニーズの変化や時代の流れを受けて、アプリからも情報配信することに。メンバーにとっては、情報を受け取れる機会が増えたことで、情報の取り逃がしも少なくなるはずだ。
クロスオーバーしたインストラクターの声
これまで所属していた団体では、インストラクター間の交流がなく、心細い状態でショップの運営をしてきましたが、ショップインストラクターを紹介してもらえたり、地域のミーティングなどを通して数多くのメンバーと知り合い、相談できる仲間が増えました。
年会費が下がって助かりました。
これまで所属していた団体は、要望を出しても実現することがなかったのですが、すべてではないにしても要望したことへのフィードバックが早いです。
いつも常に近くにいてくれる感じがして助かっています。
長期現場を離れる際も安心!公傷制度や育休などの制度を整備
通常、プロ資格は毎年更新しないと失効するものなので、病気や仕事上のケガ(腰のヘルニア等)、不慮の事故などで長期間活動できない場合でも、更新ごとに年会費の支払いと定められた講習の受講が義務化されている。BSACに限ったことではないが、年会費未払いの場合は、資格は失効されるため、やむをえず支払い続けるメンバーがほとんど。出産や子育てのために長期現場を離れるメンバーにも当てはまる状況であった。また、減圧症などで、治療に長い期間を要する場合でも、同様だった。
そこでBSACでは、プロメンバーの待遇面を強化すべく、2021年度に新たに「公傷制度」と「育休制度」の導入を決定。
病気やケガの治療(育休の場合は、出産や育児)に専念してもらえるように、毎年更新をしなくても復帰できる(ただし復帰の際には所定の講習の受講が必要)。
両制度の導入により、休業後の復帰もしやすい体制となった。今まで以上に安心して仕事を続けられるのはかなりのメリットなはず。
まとめ:公傷制度と育休制度とは?
- 公傷制度:
- 病気やケガをして長期休暇を取得せざるを得なくなった際には、更新にかかる年会費の支払いをしなくても、スムーズに復帰ができる制度である。
- 育休制度:
- 出産や育児のために長期休暇を取得せざるを得なくなった際には、更新にかかる年会費の支払いをしなくても、スムーズに復帰ができる制度である。
年会費と保険料
インストラクターなどのプロメンバーが固定費として毎年かかる費用だけに、低コストであるならそれに越したことはないはず。BSACのメンバーランクごとの今年の年会費と保険料は下記のとおり。まずは、見てみてほしい。
スノーケルインストラクター | 5,000円 |
スキンダイビングインストラクター | 10,000円 |
ダイビングガイド/アシスタントインストラクターランク | 20,000円 |
インストラクターランク(コースディレクターランクまで) | 25,000円 |
スノーケルインストラクター | 9,000円・5億 / 12ヶ月 |
スキンダイビングインストラクター、ダイビングガイド | 15,000円・5億~ / 12ヶ月 |
インストラクターランク | 21,000円・5億~ / 12ヶ月 |
その他傷害保険など、各種保険の用意もあり。
※2024年度料金(今後、変動の可能性あり)
昨今の物価高の中、固定費を見直したい事業者の方は検討材料にできる内容ではないだろうか。
本年度クロスオーバー(団体の移籍)をすると初年度の年会費無料のキャンペーンを実施中!
BSACへのクロスオーバー(団体の移籍)を検討している人に朗報!2025年3月31日までに、他団体からクロスオーバーをすると、初年度の年会費が無料になるキャンペーンを実施中!くわしくは、BSAC JAPANにお問い合わせを。
お問い合わせ先
・他教育機関で3年以上登録されていない方は受講ができません。
・他の教育機関で資格停止、資格抹消、資格剥奪などの処分が出されている方は受講ができません。
その他、受講前に情報提供をお願いする場合があります。
Sponsored by BSAC JAPAN
「SAFETY FIRST(安全はすべてにわたって優先する)」を基本理念に、各プログラムの開発等も行っている。