鍵井靖章氏 最新写真集『せかいの海 地球海中景色紀行』大好評発売中!

水中写真家・鍵井靖章氏(以下、鍵井氏)の写真集『せかいの海 地球海中景色紀行』が山と溪谷社より7月17日に発売され、好評を博している。2022年8月に発売された『にほんの海 日本列島海中景色紀行』に続く大型写真集第2弾で、タイトルどおりに世界の海の魅力が体感できる一冊となっている。

ページをめくれば世界の海を潜った気分に! 圧巻の水中写真が続々と登場する

写真集のトップを飾るのは、パラオやミクロネシアの島々など素晴らしいダイビングエリアが広がる「太平洋の島々」

写真集のトップを飾るのは、パラオやミクロネシアの島々など素晴らしいダイビングエリアが広がる「太平洋の島々」

今回の写真集は、鍵井氏が水中写真家として活動を始めてから、世界の海を飛び回って撮影してきた作品の集大成ともいえる、全192ページのボリュームたっぷり作品集だ。鍵井氏はダイビング雑誌や旅行社の依頼で、二十数年間にわたり月1、2回は様々な海外の海に撮影に行く機会に恵まれていたという。

コロナ禍以降、そして昨今の円安で、海外の海はまだちょっとハードルが高い感があるが、地球上には素晴らしい海があることを、この写真集はリアルに感じさせてくれる。青の発色がきれいな特殊印刷を採用していて、鍵井ワールドが見事に再現されているのも本書の特徴。ぜひページをめくりながら、近い将来訪れたい海を見つけるのに、さらに地球の海の素晴らしさを再発見するのに、この写真集を役立てて、そして楽しんでいただけたらと思う。

鍵井氏が多くの作品を撮影してきたモルディブの海の写真は圧巻だ

鍵井氏が多くの作品を撮影してきたモルディブの海の写真は圧巻だ

メキシコ・ラパスの愛らしいアシカの子どもなど、表情を捉えた写真も印象的

メキシコ・ラパスの愛らしいアシカの子どもなど、表情を捉えた写真も印象的

『せかいの海 地球海中景色紀行』掲載エリア

◎太平洋の島々
北太平洋/南太平洋
◎オセアニア
オーストラリア/パプアニューギニア
◎東南アジア
◎南アジアからアフリカ
南アジア・モルディブ/アフリカ
◎南北アメリカ
北中米(太平洋)/北中米(大西洋・カリブ海)
◎大西洋(ヨーロッパ)
◎日本
鍵井氏からオーシャナ読者へメッセージ

「コロナ禍以前、ダイバー誌、ワールドツアープランナーズ、たくさんのメディアにお世話になり、せかいの海に潜る機会をたくさん頂きました。それは、私にとって、ダイバー、写真家として、大変貴重な経験となりました。今回、その期間に撮影した作品を一冊の大型写真集にギュッと詰め込みました。円安など諸々の理由で、以前のように、せかいの海に飛び出すには、もう少し時間が掛かるかも知れませんが、是非、本書で、せかいの海に思いを馳せて下さい」。
『せかいの海 地球海中景色紀行』

著者:鍵井靖章
出版社:山と溪谷社
発売日:2024年7月17日
判型・ページ数:A4変形判(278×210mm)
オールカラー192ページ
定価:5,500円(本体5,000円+税10%)

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水中写真家 鍵井靖章
1971年、兵庫県生まれ。1993年よりオーストラリア、伊豆、モルディブに拠点を移し、水中撮影に励む。
1998年に帰国し、独立。自然のリズムに寄り添い、生き物に出来るだけストレスを与えないような撮影スタイルを心がける。多彩な視点と色使いが人気で、大胆かつグラフィカルな水中写真で多くの人々を魅了する。一方3.11以降は、震災を経験した海に生きる生命を定期的に記録している。主な写真集に『unknown』(日経ナショナルジオグラフィック社刊)、『不思議の国の海』(PIE International)など多数。
2013年、2015年 日経ナショナルジオグラフィック優秀賞受賞など受賞歴多数。TBS「情熱大陸」、TBS 「クレイジージャーニー」などにも出演。

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PROFILE
大学時代に慶良間諸島でキャンプを行い、沖縄の海に魅せられる。卒業後、(株)水中造形センター入社。『マリンダイビング』、『海と島の旅』、『マリンフォト』編集部所属。モルディブ、タヒチ、セイシェル、ニューカレドニア、メキシコ、タイ、インドネシア、フィリピン、マレーシア、オーストラリアなどの海と島を取材。独立後はフリーランスの編集者・ライターとして、幅広いジャンルで活動を続けている。
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