【入賞作品発表】「1Post 1Plant~サンゴの日フォトコンテスト2022~」
ソフトバンク株式会社等が取り組む「未来とサンゴプロジェクト」の一環として、3月5日の「サンゴの日」に合わせて開催された「1Post 1Plant~サンゴの日フォトコンテスト2022~」。「サンゴの未来」への想いを込めてSNS上にたくさんのサンゴの写真を投稿し、一大ムーブメントを起こそう!というのが本コンテストのテーマ。さらに応募アカウント数と同じ数だけ、サンゴの苗の植え付けも行われる。今回、297作品の応募の中から、審査委員長のむらいさちさんや各社による厳正なる審査で選ばれた16名の入賞作品を受賞者のコメントとともにご紹介します!
今回、栄えあるグランプリに輝いたのは…、
なんと昨年に続き2度目の受賞だという藤川智之さん!生き生きとしているサンゴの黄緑とキンギョハナダイのオレンジ、そして海の青が一体となった美しい作品です。
グランプリ
藤川智之さん
連絡をいただいてビックリ、2年連続グランプリをいただいてしまって良いのでしょうか?ここは大好きなポイントのひとつで、綺麗なサンゴとキンギョハナダイが出迎えてくれます。ダイビングチーム「うなりざき」さんのおかげです。ありがとうございます。(撮影場所:沖縄県 西表島 バラス東)
つづいて、見事準グランプリを獲得したのは、鮮やかなソフトコーラルに目を奪われる、守谷ももさんの作品!
準グランプリ
守谷ももさん
砂地の根に群生しているソフトコーラルを撮影しました!季節によって根につく魚も変化しており、多種多様な生き物の住処となっています。生き物たちを守るためにもサンゴ保護の大切さを色んな方に知っていただきたいです。(撮影場所:沖縄県 石垣島 ヨナラ水道、撮影日時:2021年11月)
そして、入賞者はこちらの10名!地形のようなサンゴの雰囲気が伝わるワイドなものから、ググッと近寄ってサンゴの繊細さが感じられるマクロな作品までさまざま!
入賞
齋藤利奈さん
この度は賞をいただき、ありがとうございます。阿嘉島はショップのスタッフさんが、熱心にレイシガイの駆除活動をされており、サンゴがとても生き生きとしています。この豊かな海がずっと続くことを願ってやみません。(撮影場所:沖縄県 阿嘉島、撮影日時:2021年6月)
東洵也さん
バリ島でドリフトダイビング中にサンゴの上で休憩をしているウミガメを発見しました。こちらが写真を撮っても逃げることなく、私が立ち去るまでサンゴの上で休憩をしていました。ウミガメお気に入りのサンゴがいつまでも残っている未来にしていきたいです。(撮影場所:インドネシア バリ島、撮影日時:2018年)
eminono_okinawaさん
沖縄本島のビーチからこんな元気なサンゴ畑に出会えたことに感動で、2時間近く水面で癒されながら撮影した写真の一枚です。こんな素敵なサンゴが未来にもたくさん残って欲しいと願って応募しました。(撮影場所:沖縄県 本島 恩納村、撮影日時:2021年10月)
__ayaka.umi__さん
サンゴの先端をクローズアップレンズで撮った写真です。イルミネーションみたいで目を奪われました。同じサンゴでも、視点を変えて見ると色んな色や形があり、個性豊かで大好きです。(撮影場所:沖縄県 本島、撮影日時:2020年10月)
Naoさん
ワイドサンゴが多い中、マクロサンゴ出したら目立つかな?と思い応募してみました。風景としてのサンゴだけではなく、生き物たちの生活の場としてのサンゴも魅力的です。この度は選んでいただきありがとうございました。(撮影場所:沖縄県 本島、撮影日時:2019年2月)
takuma__nishimuraさん
賞をいただけて光栄です。サンゴの花畑に囲まれた家に住んでいるカンザシヤドカリが羨ましいです。(撮影場所:鹿児島県 屋久島、撮影日時:2013年8月)
久保山智子さん
シコロサンゴ群生が綺麗な南さつま市の海。夏の早朝、周囲が見えなくなるほど大規模なサンゴの産卵が観察できました。煙のような粘液が群生に育つまで何年かかるのか分かりませんが、未来の世代まで残していきたいと思いました。(撮影場所:鹿児島県、撮影日時:2021年8月)
Ariさん
選出していただきありがとうございます。普段はマクロ写真を主に撮っていますが、慶良間の海はワイドだよね!と、慣れないワイド写真で応募しました。受賞することが出来て嬉しいです。 昨年はコロナの影響で慶良間に渡っての撮影ができず寂しい思いをしました。コロナが落ち着いたら、また慶良間の青い海の写真を撮りに行きたいと思っています。(撮影場所:沖縄県 慶良間列島、撮影日時:2018年12月)
南條明さん
ある夜、水面にはサンゴの(生臭さのある)匂いが漂っていました。ついにその時が!堰を切ったようにサンゴが次々と新たな生命の源を辺り一面で放っていました。その爆発力は凄まじく、あっという間に数十億個のカプセル(バンドル)が水中を覆い尽くすほどでした。劇的な産卵を見終わったとき、この生命のゆりかごを守りたいという強い思いがこみ上げてきました。(撮影場所:沖縄県 石垣島北部 明石、撮影日時:2021年5月)
中野聡哉さん
妻と初の慶良間でした。ガイドさんから「ここで昼寝がしたいと言う人がいるぐらい癒しポイントです」と言われ笑っていましたが想像以上でした。枝サンゴの群生を中心とした生態系と青い海。寝る暇が無いほど綺麗でした。(撮影場所:沖縄県 渡嘉敷島、撮影日時:2021年5月)
審査委員長・むらいさちさんからの総評
今回はたくさんのご応募ありがとうございました。素敵な作品が多く、とても見応えがありました。僕は海の被写体の中でサンゴが一番好きです。それだけにどんな作品が集まるのかとても楽しみにしていました。作品を見ていて感じたのは、皆さんの環境意識の高さでした。作品を撮りながらも、そのサンゴの素晴らしさ、大切さを伝えたいという想いが強く伝わってきました。水中に潜って写真を撮ることは、僕らダイバーかフリーダイバーの方しかできません。今回応募いただいた作品一枚一枚にとても価値があると思います。その感動や大切さを今後も写真を通して周りの方に伝えていただければと思います。
恩納村ダイビング協会賞
d.naomiさん
私の大好きな石垣島のサンゴ♡綺麗なサンゴですが、一時は白化し減少…、悲しい想いをした時期もありましたが、モリモリ復活して来ていて嬉しいです!いつまでも守っていきたいです。(撮影場所:沖縄県 石垣島、撮影日時:2022年1月)
恩納村ダイビング協会からのコメント
色とりどりのサンゴが折り重なり魚たちの住処となって様々な生物の生命の源となるサンゴの楽園。ワイドレンズの効果で奥行きもあり、まるで宇宙から地球の一部を切り取ったような素晴らしい写真だと思います。いつまでもこのサンゴ礁が見られる世界であればいいですね。
パパラギダイビングスクール賞
丸屋勇貴さん
この度は賞をいただき、ありがとうございます!温帯のサンゴにも亜熱帯に負けないぐらい、多くの魚が暮らしています。温帯のサンゴも我々ダイバーが蹴って折ることのないよう、大事にしていきたいですね。
(撮影場所:静岡県 大瀬崎、撮影日時:2021年8月)
パパラギダイビングスクールからのコメント
サンゴの間を動き回るフタイロサンゴハゼをよくとらえた1枚ですね。サンゴが無くなれば、中に住む小さな生き物も住処を失います。彼らの居場所を今後も守っていきましょう!
オーシャナ賞
齋藤有弘さん
テーブルサンゴの群生で有名な串本。大潮の日は潮位によってサンゴが水面から出ることがあり、とても不思議な光景でした。(撮影場所:和歌山県 串本)
オーシャナからのコメント
水面から顔を出すサンゴに「これからどんどん元気に成長していくぞ!」という前向きな印象を受け、見ている側まで元気になれます。また、未来を考えていく上で大切な“陸と海の共存”を、半水面が象徴しているかのようで、とても素晴らしい作品だと思います。今後ますます、元気で豊かな海になっていきますように。
ソフトバンク賞
marielsparkleさん
西表島でサンゴの産卵を観察した時の写真です。暗い海の中に一斉に無数のバンドルが広がって行く様はまるで宇宙空間のようでした。毎年のこの出来事が豊かな海を創り出しているのだと改めて感動した素晴らしい体験となりました。(撮影場所:沖縄県 西表島、撮影日時:2021年5月)
ソフトバンクからのコメント
サンゴの産卵のシーンは、とても美しく幻想的で、まるで宇宙空間をたくさんの星々が漂っているようで、サンゴの海の偉大さや不思議さ、大切さを体感出来る貴重な瞬間です。この作品は、正に「未来とサンゴ」を感じることが出来る素晴らしい作品だと思います。かけがえのないサンゴの海を次世代につないでいきましょう!
96本のサンゴの苗の植え付けを実施します!
今回のフォトコンテストでは、応募アカウント数分のサンゴの苗が恩納村の海に植え付けられます。結果、96本の植え付けが決定!沖縄県 恩納村にて実施予定です。
恩納村に寄付して 恩納村の工房の琉球ガラス工芸品を当てよう!
ソフトバンク株式会社では、「未来とサンゴプロジェクト」の一環で寄付の募集もしています。2022年3月1日〜3月31日に「つながる募金」を通じて、「沖縄県 恩納村」に100円 以上、毎月継続寄付をされたお客さまの中から、抽選で5名様に恩納村の工房の琉球ガラス工芸品をプレゼントいたします。
※クレジットカード払いによる寄付・Tポイントによる寄付は、対象外です。
※2022年4月30日時点で継続寄付・携帯電話契約を継続されているお客さまを対象といたします。
詳細はこちらから
寄付はこちらから
「未来とサンゴプロジェクト」とは
近年、気候変動の影響による温暖化や海洋プラスチックごみの増加による環境破壊などさまざまな問題が生じ、海洋環境は日々悪化しています。その一つとしてサンゴの死滅があります。サンゴは海に住む生き物たちのすみかを与えるなど多くの恵みを与えており、サンゴ礁の消滅は生態系に悪影響を及ぼします。この現状に対して、温暖化対策や生態系維持などの環境保全に取り組むため、サンゴの植え付け面積世界一を誇る沖縄県・恩納村や、ソフトバンク株式会社をはじめ多数の企業・団体が共に、「未来とサンゴプロジェクト」を立ち上げ、美しい地球の未来を守り、次世代に受け継いでいくための活動に取り組んでいます。
詳細はこちらから
受賞者の皆さま、改めておめでとうございます!また、この企画に参加してくださった皆さまにも心より感謝いたします。想いのこもった一つ一つの投稿が、美しいサンゴの海を守ることに少なからず貢献できたことは間違いないはず。私たちに癒しや感動、他にもさまざまな恩恵を与えてくれるサンゴといつまでも共存していきましょう。
Sponsored by 未来とサンゴプロジェクト