「しながわサンゴ礁ラボ」、イノカと共に未来の海を育む体験型教育
8月6日(日)、東京・五反田にて株式会社フォーカスシステムズ主催で、サンゴ礁の魅力と重要性を学ぶ特別なイベント「しながわサンゴ礁ラボ」が開催された。本イベントは、人工的にサンゴ礁の生態系を陸上で再現する「環境移送技術」を持つ株式会社イノカが協力開催するもので、体験型 環境エデュテインメント(Education × Entertainment)プログラムとして注目を集めている。
サンゴ礁は、海の生物種全体の約25%が生息すると言われる重要な場所。しかし、気候変動による海水温の上昇により、今後のサンゴの存続が危ぶまれている。そこで、イノカでは環境課題解決および、自然科学をベースとしたイノベーション創出を志す人材の輩出が、人と自然の共生を目指す上で必要であると考え、行政・民間企業・研究機関との戦略的パートナーシップを強化しながら、教育事業に力を入れている。
その一環として行われているサンゴ礁ラボは、2020年からスタート以来、これまでに2000名以上の子どもたちが参加してきた小学生向けのプログラム。サンゴという生き物を通じて、海や生き物のおもしろさや環境問題に触れ、楽しみながら学ぶことができるものとなっている。
今回の「しながわサンゴ礁ラボ」では、実際にサンゴに触れ、白骨標本との比較ワークショップやクイズ形式でサンゴの生態を学習。参加した子どもたちは、熱心に聴き入り、新しい発見や学びを得た様子だった。未来の海のヒーローたちが、この「しながわサンゴ礁ラボ」での経験を胸に、地球環境を守るための一歩を踏み出してくれることだろう。
今後もイノカはサンゴ礁ラボを全国各地で開催予定。これからも、多くの子どもたちが地球環境の大切さについて「おもしろい!」と感じるような、学びの場が広がっていきそうだ。
※イノカはサンゴ礁ラボ開催希望の商業施設・企業を募集中。CSR活動やSDGsに取り組みたい企業、商業施設、地方自治体などが主な対象となっている。
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