伊豆半島にて、第二回目の「Ocean Friendly Divers 2024」を11月に開催!参加者募集中!
今年11月、日本トップレベルで人気のダイビングエリア静岡県・伊豆半島にて、体験学習型ごみ拾いダイビングイベント(体験学習型プログラム)の開催が決定した。伊豆半島を中心に環境問題に取り組んでいるMORE企画が主な運営委員会となり、マーケティング・プロモーターやイベントプロデューサーなどを交えて、第二回目となる「Ocean Friendly Divers2024」を開催する。
第一回目の当イベントのプログラムは沖縄県今帰仁村にて2日間開催され、環境問題に関心のあるダイバーが日本全国から集まった。水中清掃を実施するだけではなく、なぜ清掃する必要があるのか、清掃しないとどうなるのか、またごみはどこから来ていて、ダイバーとしてできることは何があるのか…これらを話し合い、学ぶ学習会や交流会も含まれた内容となった。
Ocean Friendly Diversとは?
「Ocean Friendly Divers」とは名前の通り、「海に優しいダイバーたち」が集うプログラムです。海環境のことを考えてアクションを起こしている、または、起こそうと思っているダイバーのための体験学習型のプログラムを提供するイベントである。
※以下、Ocean Friendly DiversはOFD(おーえふでぃー)と記載
今回のイベント開催の目的
山と海が川で繋がっていることを実際に目で見て知ってもらい、水中清掃と同じく陸上でのごみ拾いの重要性を知ってもらうことを目的としている。また、伊豆半島の中腹にある伊豆市(天城山)の豊かな自然と田園風景を堪能してもらいつつ、その美しい自然の裏側にある問題が海の環境問題と、どのように結びついているか知り、考えるきっかけに。更に、わさび狩りや藍染体験、畑の中でのヨガなどの体験を多数用意。自然を愛するダイバーたちへ伊豆半島の山から海まですべてを体験する2日間のプログラムを過ごしてもらうことで、今よりもう一歩「海に優しいダイバー」へなってもらいたいと考えている。
OFDの特徴
- 一般的なビーチクリーンや水中清掃のプログラムに、体験学習の時間とセミナー、ワークショップ、交流会が加わっており満足度が高い
- インプットとアウトプットを繰り返しながら、新しく仲間や知識を増やし、環境に優しいダイバーの輪を広げることができる
- 表面的な知識や経験だけではなく、【誰が(Who)何を(What)なぜ(Why)どのように(How)】など総合的に体験することができる
- プログラム終了後に自らアクションを起こしていける、または活動を強化することができるダイバーを育成できる
2日間のプログラムの内容
開催日は、11月2日(土)と3日(日)。1日目は伊豆市の山間にある「原保(わらぼ)」に集合後、数グループに分かれて山の中の不法投棄回収へ出かける。そこで、海に流れ出るごみの出どころを知り、いかにして川に流れ込んでいるのか、山の中の現状がどうなっているのかを自身の目で見て学ぶ。終了後は交流ランチを楽しみ、午後は別の体験学習として選択式で様々なアクティビティを準備する予定だ。わさび狩りや藍染、森林浴ヨガなども選べる。その他、自由時間として周辺を散歩したり、滝の見学や水神社の見学へ出かけたりすることも可能にすると言う。1日目は17時頃に終了し、その後はダイビングショップ毎に予約した宿に滞在する。2日目は、平沢マリンセンターにてごみ拾いダイビングの実施。朝の挨拶とごみの集積所を案内したら、その後は各ダイビングショップで自由時間となる。ファンダイビングをメインにして「ごみがあったら拾おう」でも良し、ごみ拾いをメインにしても良し。終了後は、集合写真を撮影し、ごみの分別を行い解散となる。水中の様子の記録は各ショップに依頼をすると共に、運営委員会の水中記録係が動画や写真に残す予定である。
プログラムの概要
日時:2024年11月2日(土)9時~17時 、 11月3日(日)9時~15時
場所:1日目:静岡県伊豆市 原保公民館(わらぼ)、2日目:平沢マリンセンター
定員:50名(インストラクター含む) ※各ショップゲスト4名まで
内容:1日目:山のごみ拾い・ランチ交流会・体験学習・里山散策、2日目:水中清掃、分別
参加方法:ショップ単位でのお申込み、ショップ所属のプロダイバーのみでのお申込み(見学のみも可)
※セルフダイバー、一般個人ダイバーのみの参加は不可(問い合わせがあった場合は、参加ショップを紹介予定)
プログラム詳細
◆1日目◆
2024/11/2(土)9:00-17:00
静岡県伊豆市原保公民館(わらぼ)
山の不法投棄回収、ランチ交流会、体験学習、里山散策
◆2日目◆
2024/11/3(日)9:00-15:00
平沢マリンセンター
水中清掃、ごみの分別、記念写真撮影
申込方法・期間
申込みはゲストを連れたダイビングショップ単位、またはショップ所属のインストラクターである。ダイビングショップの皆様は、まずは資料請求をして先に枠を押さえてこの夏ゆっくりゲストへ声をかけて行くのをおすすめする。この記事を読んでいる個人ダイバーの方は、普段通っているダイビングショップへイベントへの参加を希望している旨を伝え、ショップとして申し込みをしてもらうように動こう。ショップスタッフのみでの参加も可能なため、「ゲストは連れて行かないが、自身の勉強のために参加したい」と言うプロダイバーも歓迎とのことである。
一次募集:2024年6月1日(土)~7月31日(水)
二次募集:2024年9月1日(日)~9月30日(月)
※期間内でも定員に達した場合は募集を締め切らせていただきます
ダイビングショップ専用の資料請求はこちら
まとめ
今後は、各ダイビングサービスや協力ショップにポスターを掲載する予定とのこと。定員が決まっているため、ダイビングショップの皆様はぜひ先に枠だけでも押さえておこう。(キャンセル無料)
合言葉は「地球の未来のために、今、私たちにできることを一緒に考えよう」。ダイバーとして、海に流れ出た後のごみだけではなく、その前の段階でごみの流入を食い止める方法や食い止めている人たちの存在を知り、「ごみを拾うことの重要性」「ごみを出さない生活をする重要性」これらをみんなで体験しながら学んでいこう。
関連情報
水中ごみ拾いハウツー動画(MORE企画提供)
問題提起ショートムービーOUR PLANET(MORE企画提供)