久米島のザトウクジラの写真展「座頭鯨 Humpback Whales in KUME Is.」
2014年11月11日(火)より5日間、グループ写真展「座頭鯨 Humpback Whales in KUME Is.」が開催されます。
主催は長年水中カメラマンとして活躍している小川保さん。
写真展の見どころや、クジラ撮影のことなどについてお聞きしました。
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小川さんのクジラとの出会いはいつ頃になるのですか?
小川
私自身、ザトウクジラとの出会いは、学生時代にさかのぼります。小笠原へ長期ステイして、クジラを撮影していました。
その後カメラマンの仕事をしている時はなかなか時間が取れずにいましたが、フリーランスになった翌年の1999年、古くからの知人、横浜のダイビングショップ・テールの千々松さんのお誘いで、久米島でのザトウクジラの撮影を再開。
以来16年間、毎年冬にクジラ撮影に通っています。
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今回は個人展ではなく、グループでの出展ということなのですが、どのような方が出展されているのでしょうか?
小川
出展者は、2000年からテールで開催されているザトウクジラを撮影するツアーに参加したメンバーで、その後富戸のSAND.Yの冨樫さんも加わって、現在に至っています。
今回は、今年までに参加された方々の有志による写真展です。
間近で見るクジラの迫力は何にも代えがたい感動があり、毎年のようにツアーに参加する人も大勢います。そんな方々の作品を集めたのが今回の写真展です。
船上だけでなく水中のシーンもあり、同じクジラ船に乗っていても、撮る人によって雰囲気の異なる作品に仕上がっています。
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クジラの撮影はどのように行うのですか?
小川
ダイビングサービス・エスティバンの船をチャーターして、朝から日没までクジラを撮影します。
お昼も島に戻らず、ひたすらザトウクジラを撮影する日々です。
1回数時間の観光のホエールウォッチングとは違い、1日を通してクジラを観察しながらの撮影なので、クジラとクジラとの関係性を感じながら撮影できます。
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来場者される方へ、メッセージをお願いします。
小川
ザトウクジラは表情豊かです。
水しぶきを上げて空中を舞う瞬間、大海原を悠然と泳ぐ姿、子クジラを見守る母のまなざし・・・・・。
それらの瞬間を21名の撮影者がそれぞれの個性と感性で切り取った迫力のある作品が並んでいます。
クジラ船のライブ感を、ぜひ会場で味わっていただきたいと思います。
そして来年の3月には、ぜひ一緒に撮影しましょう!
写真展「座頭鯨Humpback Whales in KUME Is.」詳細
●期間
2014年11月11日(火)~11月16日(日)
●時間
11:00~19:00(初日は15:00 から、最終日は17:00 まで)
●入場
無料
●会場
みなとみらいギャラリー・ギャラリーB
〒220-0012 横浜市西区みなとみらい2-3-5 クイーンズスクエア横浜クイーンモール2階
●アクセス
みなとみらい線「みなとみらい駅」下車、クイーンズスクエア横浜連絡口よりすぐ。
JR「桜木町駅」下車、動く歩道からランドマークプラザ経由、クイーンズスクエア2階奥(徒歩8 分)
みなとみらいギャラリー 公式ホームページ | 交通アクセス | Minato Mirai Gallery
●出展者
青木滋実・今井寛治・今関幸久・大湖淳一・小川保・長田和裕・金森正樹・川本剛志・川本裕子・久美子マロン・小林恵子・正道仁・瀧川直子・千々松政昭・千葉修・冨樫敬・花薗清治・羽村尚男・福田堅一・福田武史・松岡英順
(敬称略・五十音順)
●主催
小川保
●協賛
ダイブショップテール・富戸Dive空間SAND.Y・DIVE ESTIVANT
●お問い合わせ
小川保(tamo2@db3.so-net.ne.jp)