江の島で2回目のアマモの苗の植え付けが実施!~タツノオトシゴに会える海を目指して~

4代目海さくらゴミ拾い隊⾧に就任したハーフのイケメン6人グループ「ASE BOUND」のメンバー

4代目海さくらゴミ拾い隊⾧に就任したハーフのイケメン6人グループ「ASE BOUND」のメンバー

2019年1月19日(土)、神奈川県江の島の海にて、NPO法人海さくら主催で、アマモの苗の植え付けが行われました。

海さくらとは
「海さくら」は、神奈川県江の島の海に、かつて生息していた「タツノオトシゴ」が戻ってくるようなキレイな海にするため、「楽しい」「体験」「体感」をキーワードに、今までにない挑戦をしつづけているNPO法人です。

2005年12月より活動を開始。「目指せ!日本一楽しいゴミ拾い」を合言葉とし、お笑いビーチクリーンやどすこいビーチクリーン、囲碁ビーチクリーンなどを開催してきました。(詳細はこちらから)

海さくらでは、14年間ゴミ拾いの活動が行われていますが、なかなか海がキレイにならない現実に直面し、ゴミ拾いの継続と共に海の環境面からもアプローチすることに。

調査をしていく中で、人間の生活形態の変化により海中のアマモの森が激減。海底にアマモの森を復活させることが、海の生態系を取り戻すきっかけとなり、以前江ノ島の海に棲んでいた「タツノオトシゴ」が戻ってくることにつながるという考えに至り、「海創造プロジェクト」がスタートしました。

オーシャナでも以前お伝えした通り、2018年4月21日(土)に初めて海にアマモの苗の植え付けを実施。
▶【レポート】綺麗な海を取り戻そう! アマモ苗植え付け体験を実施

ところがこの苗は、残念ながら根付くことなく姿を消してしまったそうです……。
自然の中に人間が手を加えることの難しさが感じられますね……。

しかし、それで諦めることなく、全滅した経緯や原因などを調査し、2019年1月19日(土)に第二回目のアマモの苗植えが実施されました!

今回は、潮の干満の関係でダイバーのみが参加。葉山のダイビングショップNANAのスタッフとゲストの皆さんが、苗の植え付けに参加したそうです。

「ASE BOUND」から苗を受け取る、ダイビングショップNANAのテルさん

「ASE BOUND」から苗を受け取る、ダイビングショップNANAのテルさん

ダイビングショップNANAのスタッフとゲストのみなさん

ダイビングショップNANAのスタッフとゲストのみなさん

今回は前回よりも成長し、50㎝程までになった苗約50株が、砂利を敷き詰めるなどして丁寧に植え付けられました。

前回のアマモが全滅した要因の一つとして、「西浦」という場所が想像よりも波の影響を受けやすいということがありました。そこで、今回は西浦に、そして次回は西浦の隣に位置する「えのすぱ前」と、2か所に分けて植え付けられるそうです。

以下、海さくらの理事長、古澤純一郎さんからのコメントです。

アマモを育てる・植えるという「難しさ」と「厳しさ」については、前回から引き続き実感していますが、それでも諦めず問題点を徐々に改善しながら、いつかアマモが定着するように頑張り続けます。

たくさんのご協力くださっている皆さんと一緒に海を綺麗にし、アマモの森をつくり、江の島の海がもっと素敵な海になって欲しいと心から思っております。今後ともご協力の程よろしくお願いします!

生態系の改善が進み、江の島の海でタツノオトシゴに会える日が待ち遠しいですね!

このプロジェクトについての詳細はこちらから。

(情報提供:NPO法人海さくら

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