月曜日のクジラ

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トンガのホエール(クジラ)スイム

日曜日、休息日を挟んで海に出る。
風は弱まって、広範囲に捜索ができる。
朝から、東のリーフ何で5頭のブローを発見。

幸先が良いと喜んだが、3頭のヒートランにアプローチして、エントリーしようとしたが、なかなかタイミングが合わず、水中での遭遇は諦めた。

さらに東のリーフに移動して、探すがなかなかクジラが見つからない。
同じ会社のボートに無線で連絡すると、親子に着いているが、移動していて、入れないとの返事。
もし泳げるようにだったら、連絡をくれると言っていたが、その後まったく連絡が無かった。
そういう場合は、泳げていない可能性の方が高い。

自力で、シングルのクジラを発見。
ブリーチングや、テールスラップなどのパフォーマスを見せてくれた。
海中でもかろうじて見ることができたが、全員は見れなかった。

トンガのホエール(クジラ)スイム トンガのホエール(クジラ)スイム

さらに捜索。
ランチを食べて、そろそろ今日もやばいかなと思い始めた頃、無線連絡していた別の船が、ペアのクジラと泳げていて、あと一回エントリーしたら、こちらに譲ってくれることになった。

自力で良いクジラを探せなかったのは、残念だけど、今年初めて来てるゲストが4人いるし、その中には、新婚旅行のカップルもいたので、なんとか今日は見せてあげれればと思っていたので、少しほっとした。

ペアは、海中で動かずに留まって、20分くらいしたら、浮上する行動を繰り返していた。
深度が微妙で、ちょっと目を離すと見失ってしまそうだったが、近くに浮上してくれるので、今回は全員が近くで見ることができた。

トンガのホエール(クジラ)スイム トンガのホエール(クジラ)スイム

新婚カップルも、初めて来られた、SDC(シニアダイバーズクラブ)のお二人も、大満足していて、「もうこれで十分だわ」とか言われたけど、リピーターと僕にとっては、まだまだ凄いシーンが見れるんですよという思いがあり、「明日、明後日と、さらに上げていきましょう!」と伝える。

でも、とりあえず、皆が海中で見ることができて良かった。
今日は祝杯!

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PROFILE
慶応大学文学部人間関係学科卒業。
産経新聞写真報道局(同紙潜水取材班に所属)を経てフリーのフォトグラファー&ライターに。
以降、南の島や暖かい海などを中心に、自然環境をテーマに取材を続けている。
与那国島の海底遺跡、バハマ・ビミニ島の海に沈むアトランティス・ロード、核実験でビキニ環礁に沈められた戦艦長門、南オーストラリア でのホオジロザメ取材などの水中取材経験もある。
ダイビング経験本数5500本以上。
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