ボホール島のでっかい蛇と嬉々として戯れる、変わったモデル・エリちゃん

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セブ島の大蛇(撮影:越智隆治)

セブでのカメラ女子ロケ、3日目は、ボホールへ。
バンカーボートで朝早くにマクタン島を出発して、約3時間で到着。
今日は陸撮だけして、明日ダイビングというスケジュール。

「何撮りに行こうか?」って聞くまでも無く、ここでの撮影の定番はターシャという小さな夜行性のサルと、チョコレートヒル。
これに関しては、まあまた改めて書くとして、BLUE CORALボホール支店長になったダイスケ君が、「大蛇もいますよ」との一言に、「行きた〜い!さわりた〜い!」と即答したのが、モデルのエリちゃん。
「触れないと思うけど、檻の中に入って、一緒に写真は撮れますよ」とダイスケ君。

基本、普通の女の子が好きそうなコースよりも、そういうワイルド系が好きなエリちゃん。
早速パイソンという大蛇が飼われているXzootic Animal Parkへ。
嬉々として車を降りるエリちゃんに対して、ちょっと不安気なガイドのナナカちゃん。

セブ島の大蛇(撮影:越智隆治)

早速パーク内へ。大して広くないパーク内には、サルや猛禽類などが檻の中で飼われていて、その奥の檻に3匹のパイソンが・・・。

このパイソン君(ちゃん?)、想像以上にでかかった。
でも、「はいりた〜い!」とまったく躊躇うこともなく、平気で檻の中に入り記念撮影するエリちゃん。

セブ島の大蛇(撮影:越智隆治)

それではやはり物足りず、「さわりた〜い!」とスタッフに詰め寄るも、「こっちのは寝てるからだめ、あっちならいいかも」と隣の檻のパイソンを指差す。

それではとばかりに隣の檻へ。
で、早速檻の中にいたスタッフに「さわりた〜い!」と交渉。
しかし、「寝てるからだめ」と交渉決裂。

諦め切れず、頭をなで回していると、パイソン君が目を覚ます。
「あ!ほら!起きたよ!」とスタッフにアピるエリちゃん。

セブ島の大蛇(撮影:越智隆治)

スタッフもしょうがないな〜という感じで、首を持ち、エリちゃんに差し出す。
「やった〜!」とばかりに嬉しそうにパイソン君を受け取るエリちゃん。

セブ島の大蛇(撮影:越智隆治)

「おっも〜い!」そりゃ重いだろう。

そして念願(?)の大蛇を持っての記念撮影。

セブ島の大蛇(撮影:越智隆治)

「でも、この取材はカメラ女子ダイバーであって、エリちゃんがヘビ持ってるとこじゃなくて、誰かがヘビ持ってるところを、エリちゃんが写真撮ってるとこ撮りたいんだけど・・・」とダイスケ君を見るのだけど、持つ気はまったく無いらしいというか、檻にも入って来ない。

で、どうなったかって言うと、「私が持ちます!」と勇気を出してチャレンジしてくれたのがガイドのナナカちゃん。
実は、この二人、ほぼ初対面なのだけど、色々と共通点が多く、しかも大学も同じで3年ほどエリちゃんが先輩。
なんだかやたら意気投合してる。

「エリちゃんがいたら、何でもできそうな気がします!」と前の日に言っていた通り、エリちゃんがやるなら、私もやります!って感じでパイソン君を抱っこしてくれて、そこをエリちゃんが撮影・・・してるところを僕が撮影。

セブ島の大蛇(撮影:越智隆治)

で、終わりかと思ったら、「やっぱり、巻かれたいな〜」とエリちゃん。
一度出た檻に再度入り直し、とぐろの中央に自ら入るも、結局やる気の無いパイソン君はあまりかっこ良くとぐろ巻いてくれず、断念。

しょうがないので、作り物のとぐろに巻かれて記念撮影。
「ムツゴロウさんは、顔にパイソン巻き付けて、「こうやって巻き付いて子牛とかを窒息死させて食べるんですね〜」って解説してるうちに、グキ!って音がして自分が絞め殺されそうになったんだよね」と嬉しそうに話していました。

セブ島の大蛇(撮影:越智隆治)

で、僕も我慢できずに、持たせてもらいました。

セブ島の大蛇(撮影:越智隆治)
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writer
PROFILE
慶応大学文学部人間関係学科卒業。
産経新聞写真報道局(同紙潜水取材班に所属)を経てフリーのフォトグラファー&ライターに。
以降、南の島や暖かい海などを中心に、自然環境をテーマに取材を続けている。
与那国島の海底遺跡、バハマ・ビミニ島の海に沈むアトランティス・ロード、核実験でビキニ環礁に沈められた戦艦長門、南オーストラリア でのホオジロザメ取材などの水中取材経験もある。
ダイビング経験本数5500本以上。
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