グリーンストーン色の海で、イルカとの触れ合いに大興奮! ~2015バハマドルフィンクルーズweek1レポート~

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バハマ・ドルフィンクルーズweek1(撮影:越智隆治)

4日目の午前中、透明度の高い海域でイルカたちと泳ぐ

3日目を終えて、この記事を書いている。

今年の1週目初日は、バハマをイメージさせる、ターコイズブルーの海ではなくて、エメラルドグリーンというよりニュージーランドのマオリ族がネックレスなどに使用する、グリーンストーンみたいな色な海が広がっていた。

バハマ・ドルフィンクルーズweek1(撮影:越智隆治)

初日、2日目海中。イルカはいるけど、透明度は・・・

バハマ・ドルフィンクルーズweek1(撮影:越智隆治)

見上げると多少青くなるのだけど、海底はグリーンストーン色

もちろん、ターコイズブルーの海域もあるのだけど、そういうエリアを探しても、イルカが見つからない。
まあ、それなりに透明度の良い場所でも泳いではいるけど、やはりホワイトサンドリッジを知っている僕やリピーターからすると、「もう一度あの海でイルカたちと泳ぎたい。いや、イルカがいなくてもいいから、あの海に戻りたい」と口にする人もいる。
残り2日間で、一度でも、そういう海域でイルカと泳げればいいのだが。

バハマ・ドルフィンクルーズweek1(撮影:越智隆治)

綺麗だった2日目の夕焼け

透明度はともかくとして、今のところ、皆が毎日満足するくらい、イルカの出現率は良い感じだ。
快晴で、透明度以外の海のコンディションも悪くなく、2日目にナイトドルフィンスイミングを行った。

バハマ・ドルフィンクルーズweek1(撮影:越智隆治)

2日目のナイトドルフィンスイミングでも、沢山のイルカたちがやってきた

3日目は、合計5時間以上、沢山のイルカたちと泳ぐことができた。

午前中はオスと年配のイルカがメインの20頭以上の群れ。

中には、お触りイルカのスクラッチや、昔馴染みのノチョの姿も。
スクラッチ以外にも身体に触れさせてくれるイルカもいて、リピーターも初めての人も、イルカたちとの身体の触れ合いに大興奮していた。

透明度は、まあまあ良かったが、島に近かったために、他のボートのゲストが海に入ってきて、一時は、水面で、二つの船のゲストが入り乱れる状態に。

ただ、向こうのボートに、以前に自分がチャーターしたクルーズに参加してくれたキャサリンという女性がガイドとして乗船していたので、海面でハグをして挨拶をした。

「邪魔しちゃって、ごめんね」と最初に言ってくれたので、「いいよ、楽しんでね」と言って、またドルフィンスイムに集中した。

彼女はビミニに住んでいて、ドルフィンスイミングのガイドをやっているだけあって、泳ぎも上手だった。

バハマ・ドルフィンクルーズweek1(撮影:越智隆治)

しばらくこの(立った状態で停止)状態で、僕らを誘うようにしていたイルカ

ランチタイム後の休憩時間では、ダイビングを楽しんだ。
自分はマクロでジョーフッシュを狙いたかったのだけど、いつもは、巣穴から飛び出して平気な顔しているのに、今日の奴らは近づくと、巣穴に引っ込んでしまい、なかなか撮影ができなかった。

バハマ・ドルフィンクルーズweek1(撮影:越智隆治)

Yellowhead Jaefish

バハマ・ドルフィンクルーズweek1(撮影:越智隆治)

Blue Chromis

バハマ・ドルフィンクルーズweek1(撮影:越智隆治)

Fairy Basslet

バハマ・ドルフィンクルーズweek1(撮影:越智隆治)

Juvenile Rock Beauty

バハマ・ドルフィンクルーズweek1(撮影:越智隆治)

Queen Angelfish

バハマ・ドルフィンクルーズweek1(撮影:越智隆治)

3日目の午前中のイルカたち

特に、午後のイルカたちは、その場からあまり動かずにまったりと泳いでくれたので、こちらもゆったりとペースを合わせて泳げた。

今週は、ドルフィンスイミングが上手な人が多い。
なので、横に移動せずに、深く潜れる人が、タイミングを見計らって、交代でイルカと泳ぐので、イルカも飽きないし、撮影もしやすい。

バハマ・ドルフィンクルーズweek1(撮影:越智隆治)

夕暮れ時のドルフィンスイムは、幻想的

サンセットを迎える、午後8時すぎまで泳ぎ続けた。
夕陽の光が、海中で黄金色に輝き、イルカたちがスポットライトを浴びているようだった。

バハマ・ドルフィンクルーズweek1(撮影:越智隆治)

黄金色の光の中を泳ぐイルカたち

4日目、この日やっとこれぞ、The Bahamas!と言えるくらい透明度の高いエリアでイルカたちと泳ぐ。
海底の砂地の砂紋も綺麗で、広いアングルの写真を撮りたくなる。

バハマ・ドルフィンクルーズweek1(撮影:越智隆治)

イルカが泳ぎ去ったあと、クルーのニコと砂地を撮影。そんな写真でも絵になる

バハマ・ドルフィンクルーズweek1(撮影:越智隆治)

青い海でイルカと泳ぐ

バハマ・ドルフィンクルーズweek1(撮影:越智隆治)

ターコイズブルーの海を泳ぐタイセイヨウマダライルカたち

バハマ・ドルフィンクルーズweek1(撮影:越智隆治)

今のところ今年の夏休み限定のクルー16歳のロリーは、初ドルフィンガイド。なぜかイルカじゃなくて、カメラ目線

バハマ・ドルフィンクルーズweek1(撮影:越智隆治)

頑張る岡田君

ランチ休憩ではこの日もダイビングを楽しんだ。

ドルフィンスイム最終日の5日目、自分は体調が悪かったので、朝は海に入らず。
イルカは出てきてくれたけど、あまり遊びモードでは無かったようだ。

しかし、ランチタイムにダイビングしている間にイルカたちがやってきて、20分ほど一緒に泳げた人もいた。

午後は、残念ながらイルカに会うことができずに終了したが、バハマを離れ、フロリダに向けて移動を始め、外洋に出たところで、3頭のイルカたちが、僕らを見送るようにバウに着いてくれた。

バハマ・ドルフィンクルーズweek1(撮影:越智隆治)

week1のゲストとクルーたち。楽しいトリップをありがとうございました

また、2016年のドルフィンクルーズも4週開催します。
すでに予約も入ってきています。日程も確定していますので、ご興味のある方はお問い合わせください。

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PROFILE
慶応大学文学部人間関係学科卒業。
産経新聞写真報道局(同紙潜水取材班に所属)を経てフリーのフォトグラファー&ライターに。
以降、南の島や暖かい海などを中心に、自然環境をテーマに取材を続けている。
与那国島の海底遺跡、バハマ・ビミニ島の海に沈むアトランティス・ロード、核実験でビキニ環礁に沈められた戦艦長門、南オーストラリア でのホオジロザメ取材などの水中取材経験もある。
ダイビング経験本数5500本以上。
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