ハードコーラルやソフトコーラルが美しい、リーフダイビング ~戦後70年。パプアニューギニア・ラバウルの海を潜る~

ソフトコーラルの上を乱舞する、ハナゴイたち。プローン・ファーム

ソフトコーラルの上を乱舞する、ハナゴイたち。プローン・ファーム

前回は、戦後70年ということで、ラバウルの海底に眠る戦跡を紹介したが、今回紹介するのはラバウルのダイビングについて。

■海底に眠る太平洋戦争の情景 ~戦後70年。パプアニューギニア・ラバウルの海を潜る~
https://oceana.ne.jp/column/58741

ラバウルというと、ディープなレックダイビングの印象が強い人も多いかもしれないが、ハードコーラルやソフトコーラルの群生するリーフでのダイビングも盛んだ。

特に1994年の噴火で、政治と商業などの中心地が、ラバウルから20km南東のココポに移ってからは、ここを起点にして、ココポ周辺のリーフ、沖合にあるデューク・オブ・ヨーク群島や、その手前にあるピジン島などを潜るダイビングなどが楽しめるようになった。

ラバウル

潜ったのは、デューク・オブ・ヨークにあるコールド・リーフ。
ピジン・アイランド・エリアにある、リトル・ピジン・ウォール。
そして、ココポから空港方面へと移動した岸沿いにあるプローン・ファーム。

ソフトコーラルの群生もあちこちで見られる。コールド・リーフ

ソフトコーラルの群生もあちこちで見られる。コールド・リーフ

海中の彩は美しい。コールド・リーフ

海中の彩は美しい。コールド・リーフ

ユメウメイロの群れに囲まれた。プローン・ファーム

ユメウメイロの群れに囲まれた。プローン・ファーム

どこも、ドロップオフのスポンジやシーファン、ソフトコーラル、浅いリーフ上のハードコーラルやソフトコーラル。
そして、その上には、乱舞するハナダイ系やスズメダイ系の魚たちが色を添えている。

ハードコーラルの上にもハナダイたちが乱舞していた。リトル・ピジン・ウォール

ハードコーラルの上にもハナダイたちが乱舞していた。リトル・ピジン・ウォール

また、レックが沈む、シンプソン湾の西側にあるアタリクリクン湾エリアにも、美しいハードコーラルのポイントが点在する。

今回は、車でカバイラという村まで移動して、そこで船に乗船してこの方面のダイビングポイント、ミッドウェイ・リーフ、ハリー・リーフ、ハンナズ・ホット・スポットの3箇所に潜った。

特に、ミッドウェイ・リーフのサンゴの大群生は、目を見張る。

ここも、パープルビューティーなどのハナダイ系の魚たちが雲海のように群れていた。
あまり接近はできなかったが、ドロップオフでは、ツバメウオのかなり大きな群れも目撃した。

パープルビューティーが雲海のように群れていたミッドウェイ・リーフのサンゴ

パープルビューティーが雲海のように群れていたミッドウェイ・リーフのサンゴ

遠くを、ツバメウオの大群が横切って行った。ミッドウェイ・リーフ

遠くを、ツバメウオの大群が横切って行った。ミッドウェイ・リーフ

滞在したココポ・ビーチ・バンガロー(KBB)には、現在新たなダイビングサービス(ラバウルダイビングセンター(仮称))が新設されていて、今現在、ポイントの再整備などに力を入れている。

ココポ・ビーチ・バンガロー(KBB) ココポ・ビーチ・バンガロー(KBB) ラバウルのダイビングボート

ラバウルのポイントは、かなり深いレックポイントでもブイが無く、GPSでポイント確認して、船から見えないレックにアンカーを投げて潜降する感じだった。

しかし、以前同じPNGのケビアンやワリンディでダイビングサービスをオペレートしていたロバート・パッドフィールド氏が、マネージャーとして参加し、30近いポイントにブイを設置する作業を行っていた。

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PROFILE
慶応大学文学部人間関係学科卒業。
産経新聞写真報道局(同紙潜水取材班に所属)を経てフリーのフォトグラファー&ライターに。
以降、南の島や暖かい海などを中心に、自然環境をテーマに取材を続けている。
与那国島の海底遺跡、バハマ・ビミニ島の海に沈むアトランティス・ロード、核実験でビキニ環礁に沈められた戦艦長門、南オーストラリア でのホオジロザメ取材などの水中取材経験もある。
ダイビング経験本数5500本以上。