トンガ、week2 day 6 ~ week 3 day 3 (day 11~day 14)

数日前の事が、もう大分過去の事のように記憶から薄れている。毎日書かないと、前日のクジラの様子さえ曖昧になる。だけど、今週は色々あって、疲れてしまって何かを書く気にもならなかった。
だから、11日目から、15日目までをまとめて記載しておくことにする。
まず2週目の6日目(11日目)8月29日、月曜日。この日のweek2の日本人ゲストは、帰国の途に着いた。トニーとエミさんがビザの更新もあって、送迎を担当。僕はノンジャパニーズチームのプロティウスで海に出た。やはりまだ風が強くて苦戦したけど、親子2組に水中で遭遇。
あまり止まってはくれなかった。満足行くクジラを見せてあげれなかった事が心残り。
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そして、3週目、1日目(12日目)。week3の日本人チーム、初日。week2のノンジャパニーズチーム最終日。なかなかクジラが見つからない。この日、合計12日間で、クジラと遭遇できない日、2日目となった。ノンジャパニーズチームも最終日だったのに、クジラと会えなかった。
2日目(13日目)。急にクジラの個体数が増える。風も収まったせいもあるのかもしれないけど、至ところでブローが上がり、ヒートラン、親子が続々と見つかっているという情報が入る。自分たちも、浅瀬でくつろいでいるメスのシングルにアプローチ。何度か一緒に泳いだ。
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外洋で、潜ったクジラをチェックしに海に入ったときに、目の前にバショウカジキが姿を見せた。最近見慣れているのもあるのだけど、冷静に撮影をすることができた。背びれを開こうとちょっと脅かしてみたのだけど、そのバショウカジキは驚いて、ジャンプしてそのまま泳ぎ去ってしまった。
その後、ヒートランにアプローチしたりしたが、海中には入れず。
その後、多くのボートが泳いだ親子とエスコートにアプローチ。この日、日本人チーム、2隻両方とも水中でクジラと遭遇することができた。これも新しい個体。22個体目。
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3日目(14日目)。風はさらに収まる。西のリーフに向かう。2個体の親子に遭遇。しかし、止まらないし、透明度が悪く、海に入っても撮影は困難だった。近くで別のボートが着いていたペアが突然にダブルブリーチングをした。たまたま親子のID撮影用に、陸撮影用のカメラを持っていた僕の目の前でブリーチングしたので、運良く撮影することができた。写真は5カット連続のうちの最後から2カット目。
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その後外洋でまた親子に遭遇。最初は深いエリアで潜っても深く潜ってしまったのだけど、急にエスコートが着いて相当に浅いエリアを移動し始めたので、潜って撮影することができた。
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PROFILE
慶応大学文学部人間関係学科卒業。
産経新聞写真報道局(同紙潜水取材班に所属)を経てフリーのフォトグラファー&ライターに。
以降、南の島や暖かい海などを中心に、自然環境をテーマに取材を続けている。
与那国島の海底遺跡、バハマ・ビミニ島の海に沈むアトランティス・ロード、核実験でビキニ環礁に沈められた戦艦長門、南オーストラリア でのホオジロザメ取材などの水中取材経験もある。
ダイビング経験本数5500本以上。
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