水中カメラマンになる! オーストラリア1周潜り歩き(第4回)

【Barolin Rocks】6種類のウミガメの出産で有名なバンダバーグで、マクロ三昧のビーチダイビング!

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こんにちは! Yoshieです。
現在、オーストラリアを一周しながら水中カメラマンを目指して修行中しています。

まだ全然上手くは撮れてないですが、日本人があまり潜っていないポイントも潜っているので、現地で潜った情報をお伝えしていきます(撮影の反省とともに……)。

グレートバリアリーフの最南端の南隣にある地域、バンダバーグ。

今回は時期を外して見られませんでしたが、ここはウミガメの産卵が見られることで有名な場所。
アオウミガメ、ヒメウミガメ、アカウミガメ、オサガメ、ヒラタガメ、タイマイの6種類のカメがいます。

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卵を安全な場所へ移し替えるイベント(11月〜12月)、海へ旅立つ子ガメを観察するイベント(1月〜3月)があります。
またバンダバーグには、ジュゴンもいるとショップの方が教えてくれました。

マクロ生物が豊富!
頂上を目指すウミウシたち

ここから、ビーチポイント「Barolin Rocks(バロリンロックス)」と、ボートポイント「Outer Rock(アウターロック)」へ行ってきました。

まずは「Barolin Rocks」。
初心者でも楽しめる、水深5m〜10mのビーチポイントです。
百万年前の火山噴火により作られた海岸だそうで、岩でできたプールの横を歩いてエントリー。
水中の浅場には岩が多いながらも、美しい多々サンゴも見られました。

エントリーしてすぐにアデヤカウミウシに遭遇。

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マクロ写真を撮りながら、「アデヤカウミウシをキレイな青抜きで撮りたい!」と思い、撮った写真……青色が全然キレイに出ていないです。残念……。

他にも、セスジミノウミウシ、クロスジウミウシ、イロウミウシが生息していました。

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マクロ写真ダイバーには堪らない場所です。

次に潜った「OuterRock」は、中級者向けの水深10m〜23mのボートダイビング。

日本には生息していないという、クモハダオオセ!
オーストラリアではどこに行っても見られるそう。

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ストロボの使い方がとても下手で、全然光が当たっていませんでした……。
ワイドのストロボのセッティング、もっといろいろ試してみよう!

クモハダオオセは今後のダイビングでも見えるのか……一周したら答えが出ます。

ムチカラマツが森のように生息していました。

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ここに来るときは、ぜひウミガメの産卵時期をオススメします。

また、今回は海況により行くことができませんでしたが、Woongarra(ウンガラ)海洋公園内には、船と飛行機の密集した人工魚礁があります。
400m×800mの広さの中に、船4隻、飛行機3機、他にもコンクリート管などが沈んでいて、一番大きい船は50mほどの大きさ。
全て魚の住処を作ろうとして沈めたそうで、現在では140種の生物がいるとのことです。
詳しく知りたい方はこちらから。

利用したショップ

Bundabeag Aqua Scuba

ショップは1軒家で宿もあります。
高級ホテルではないですが、ダイビング旅行で泊まるには最適です。

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See you next time!!!

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writer
PROFILE
1989年、岡山県生まれ。
大学で上京し、卒業後は看護師として働く。
24歳のときに友達に誘われてダイビングを始め、その後イントラまで取得し、リブリーザーも購入。

ダイビングのために仕事も正社員から派遣に変え、繁忙期は伊豆大島で3ヶ月働いていたことも。
コンデジで写真を撮っていたものの、一眼レフを初めて借りれる機会があり、使ってみたらものすごく楽しく、感動して、即購入。

元々いろいろな場所に行って、潜って、感じたいという思いが半端なく強く、カメラマンになったらいろいろなところに行きながら写真が撮れる! ということで、水中カメラマンになりたいという思いがムクムクと成長。
いろいろなタイミングが重なり、仕事を辞め、ゼロになってオーストラリアへ渡った。

オーストラリアを一周潜り歩きながら、水中カメラマンを目指していく。
英語力は今のところないが、生活のためにもブログで紹介する代わりにディスカウントして潜らせて欲しいと交渉しながら、日本で情報が乏しい場所なども攻めていきたいと思っている。
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