ボランティア・ダイビング @南三陸

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12月6〜8日の日程で、漁師さんからの依頼で南三陸町・馬場中山へ。

【メンバー】
・豊嶋康志(ダイビングサービス熱海) ・笠井克治(ビーチバムダイビングサービス)
・高木忍(NOW DIVING) ・楠本祐也(Dive!SCOOP)
・勝又三成(ボランティア団体「TSUNAGARI(つながり)」代表) ・澤木淑人(MORE PROJECT JAPAN)
・寺山英樹(Dコミュ) ・三浦淳(Dコミュ)

顔合わせ&打ち合わせをし、いざ海へ。
 

作業場は、船で5分ほど沖へ出た海。
タンクはダイビングサービス熱海から持ち込み。
 

津波の影響で、水中でロープがブイごと絡みあった状態。
このままの状態だと、ワカメなどの養殖用ロープを垂らす際、
水中で絡まって引き上げられなくなってしまうため、ロープを切断するのが主な作業。

船上からロープを垂らし、2人ひと組の作業。
一人がロープを切断、一人が監視。

ロープを伝って海中へ。
透明度はそこそこあるものの、水底が50メートルの海は何も見えずに不気味で、
水底20メートルの海は逆に底でさまざまな瓦礫があってそれはそれで不気味。

水深30メートルを超えないあたりで、ロープを切断。

船上の漁師がロープとブイを引き上げる。

船上から30メートルへ垂らしたロープを手繰って浮上する。

ついでにホヤなんかがついてくる。
 

2日間とも、ロープが豊漁。

1日目。

2日目。

水温12度の海で作業した後の楽しみはやっぱり飯と風呂。最高の瞬間。
 

漁師さんがとって欲しいと目印をつけていたものをすべて撤去し、
「本当に助かった。ありがとうな」と言っていただき、充実した2日間になりました。

東北は漁師を生業としている人が多く、今、魚場、養殖場にロープがあって、
仕事がしづらい状況。ダイバーが果たす役割は本当に大きいと思います。
また、プロレベルの方とこういう活動をするかもしれませんが、その際はよろしくお願いします。

明日は、いただいた器材をお届けにいってきます!

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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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