トンガの職人が作った、ホエールボーン(マッコウクジラの骨)のネックレスを販売

マッコウクジラの骨でできたネックレス

前回、現地で購入したクジラの切手と、カウボーン(牛の骨)で作ったクジラのテールのネックレスをDive Marketにて販売したところ、あっと言う間に売り切れました。
ありがとうございました。

帰国直前、トンガ国王が来賓にプレゼントする彫刻なども作っている、アーティストのレオ・ナティの息子、レオ・ナティJrからクジラの骨で作ったホエールテールのネックレスを受け取りました。
今回は、限定1個。
クジラのテールのデザインになります。

骨はマッコウクジラ。
金額は19,800円。
ハワイ等で購入したら、2万円以上、他で買ったら3~4万円はするものだと思います。

※2012/9/26 23:50追記
申し訳ありません、今回もアップ後1時間で売れてしまいました。
次回の入荷は未定なのですが、「時間がかかってもいいから確実にほしい」という方は、お問合わせフォームより「マッコウクジラの骨のネックレス希望」としてお名前・ご連絡先メールアドレスを付記してお送りください。
フォームからご連絡いただいた方の分はできる限り入荷するようにいたします。

レオ・ナティがレオ・ナティJrと一緒に作成中のザトウクジラ

これは、レオ・ナティがレオ・ナティJrと一緒に作成中のザトウクジラ。

滞在中、レオ・ナティの工房を訪れて、作成している様子を見学させてもらいました。
骨を削るにおいが辺りに充満し、日暮れの斜光が差し込んで、神秘的な風景を創り出していました。

「これこそ、職人の人生」そう感じさせてくれる瞬間でした。

職人・レオ・ナティの工房

工房の片隅には、クジラの背骨が積み上げられていました。

工房の片隅に積み上げられていたクジラの背骨 レオ・ナティとレオ・ナティJr.

人気のハワイアンジュエリーのボーンネックレス、多くのアーティストがハワイに住んでいますが、実はその多くがこのレオ・ナティと同じトンガの出身であることはあまり知られていないと思います。

ガリバー旅行記の舞台になったと言われているほど、大きなトンガ人たちが、あの繊細な骨細工を手作りで作るのは、自分にも意外でした。
2004年から毎年、トンガに訪れてクジラの撮影を行なう合間に、気に入ったデザインのボーンネックレスを見つけると、つい購入してしまっていました。

今気に入ってずっと身につけているのは、マッコウクジラの歯で作ったフックとホエールテールがミックスされたデザインです。
フックは、旅の安全や幸運を釣り上げるという意味があります。
そしてクジラの尾は、財運と力強さの象徴。

今回の物は、前回のカウボーンのクジラのテールデザインと同様、シンプルなものですが、日本人が身につけるにはベストのサイズにしてもらいました。
小さめなので、都会で付けていても違和感ないと思います。

気になる方は、こちらからぜひどうぞ。

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PROFILE
慶応大学文学部人間関係学科卒業。
産経新聞写真報道局(同紙潜水取材班に所属)を経てフリーのフォトグラファー&ライターに。
以降、南の島や暖かい海などを中心に、自然環境をテーマに取材を続けている。
与那国島の海底遺跡、バハマ・ビミニ島の海に沈むアトランティス・ロード、核実験でビキニ環礁に沈められた戦艦長門、南オーストラリア でのホオジロザメ取材などの水中取材経験もある。
ダイビング経験本数5500本以上。
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