子象のダンボが深海に!? 可愛くてたまらない深海生物・ダンボ・オクトパス
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オーシャナでも取り上げた、シンガポールで来月開催されるThe Deep展。
深海のさまざまな生物を紹介するこの展示会で、特に可愛すぎると話題の生物が登場します!
その名は「ダンボ・オクトパス」
耳をパタパタしながら泳ぐので、ディズニーキャラクターの子象「ダンボ」からダンボ・オクトパスと呼ばれるようになりました。
ダンボ・オクトパスは深海300mから最大7000mで生きているGrimpoteuthis属のタコで、20cm前後から最大1.8mぐらいのものが生存するそうです。
プランクトンや甲殻類等を餌とし、オスとメスでは吸盤の大きさとパターンが違うと言われています。
一般のタコと同じように泳ぎますが、深海の水圧が高いためスムーズには泳げません。
そこで、耳部分がフィンのような機能を果たすことになったそうです。
深海生物は変わった形をしているものが多いというイメージがありますが、ダンボ・オクトパスもまさにその通り。
太陽の光も届かなくて水圧が高い深海で生きていくのに最適化されているため、深海生物の姿はグロテスクでユーモラスなものが多く、見ていると深海は本当に異世界だなあと実感します。
タコといえばちょっと気持ち悪くて苦手という人でも、ダンボ・オクトパスならきっと好きになるでしょう。
日本の水族館では見る事ができないようです。
いつか見てみたいですが、その日が来るまで、こちらのYouTube映像をお楽しみください!
(情報と写真提供:Gladys Sim、The Deep展、シンガポール)