2017年8月28日、日本水中科学協会(JAUS)「第1回海洋研究調査公開ワークショップ」開催

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「第1回海洋研究調査公開ワークショップ」が開催されます

日本水中科学協会(JAUS)は、水中でダイビングを有効利用に際し、安全度を高めるとともに縦横の連携を図り、水中で行われる学術研究、文化、芸術、スポーツの振興に寄与することを目的とする特定非営利活動法人です。

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第17回を数えるJAUSワークショップが、新展開を迎えます。

これまでさまざまなテーマで開催されてきましたが、海洋研究調査に焦点を当てる「海洋研究調査公開ワークショップ」がスタートします。
関連のある2名以上の講演者の研究発表から議論を深めるというもので、一般ダイバーにも分かりやすい内容です。

第1回目のテーマは、「海洋研究調査における放射能調査」です。

2017年、JAUSは福島第一原子力発電所沖での潜水調査を開始しました。
30年の定点観察を掲げており、その調査方法や調査項目を今回の公開ワークショップで検討のうえ、進めていく計画です。

また、公開ワークショップの一部概要は、報告書とともに、12月のシンポジウムで発表される予定となっています。

発表者と発表内容について

守屋繁春氏(国立研究開発法人 理化学研究所研究員)

2012年2月に、日本水中科学協会と合同で福島県久ノ浜で10回の潜水調査を行いました。
「流出放射能の海洋フードウエブ中での循環可能性の緊急モニタリング」をテーマに研究を続ける守屋氏に、この調査の狙いと成果、また、今後の福島海洋調査への協力についてお話しいただきます。

高野道夫氏(放射線測定機器製作メーカー アステック代表)

放射能スペクトル分析装置の開発製作者、そして、ダイバーとしても長いキャリヤを持っている高野氏の発表は、スペクトル分析器について。装置の基本的な解説から、何ができるのか、また、使い方の注意や別の調査現場での測定実例などを紹介していただきます。

【開催概要】

日時:2017年8月28日(月)19:00~
料金:JAUS会員・学生は無料、非会員は1000円
定員:先着20名
場所:古石場文化センター 第3研修室

〒135-0045東京都江東区古石場2-13-2
アクセス:門前仲町駅より徒歩10分
申し込み:公開ワークショップ参加申し込みフォームから

【タイムスケジュール】

18:30 開場
19:00〜19:30 福島潜水調査映像紹介
19:30〜20:00 守屋氏のお話
20:00〜20:30 高野氏のお話
20:30〜21:00 質疑応答&ディスカッション
※終了後、懇親会も開催予定

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