ヘアトリートメント・オイル開発ストーリー(第4回)

ダイバーのための「ヘアトリートメント・オイル」成分決定! 〜すべてオーガニック原料使います〜

この記事は約3分で読めます。

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「地球にも、海にも、自分にも優しい」ヘアトリートメント・オイルの商品開発を目指して、プロジェクト進行中のオーシャナ編集部。

ラベルデザインが決まり、テンションも上がっていますー!

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先日のアンケート結果を元に
◆効き目があり
◆自然や環境にやさしく
◆コストは二の次(……え?笑)
というコンセプトのもと、美容専門会社の方とともに成分選びを進めてきましたが、ついに決定しました。

祝・成分決定! 気になるオイルの中身は?

【全成分】
・ホホバ種子油
・ローズマリー葉油
・マヨラナ花油
・ベルガモット果実油
・ニュウコウジュ油
・オレンジ油

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通常のヘアトリートメント・オイルは、髪にうるおいやツヤを与えたり、髪の水分を保ったり、ドライヤーの熱から髪を守るために調合されています。

一方で、ダイビング後に髪がゴワゴワしてしまうのは、海水に含まれる塩分が毛髪から水分を奪ってしまうから。さらに、強烈な紫外線を浴びると、そのダメージは深刻になります。

つまり、過酷な環境で塩もみされたのと同じということです。
上記の原料は、そこに注目して厳選しました。

美容専門会社の担当者によると・・・

「ホホバオイルは栄養豊富。地肌に浸透して、皮脂のバランスを整えてくれます。乾燥してかゆみのある頭皮にも◎です。
また、スカルプケアに最適といわれているローズマリー精油は、フケやかゆみ、べたつく地肌を健やかに保ってくれるんですよ」

とのこと。
そして、香料や防腐剤は使いません。とことん“ナチュラル”にこだわります。

そもそもオーガニックとは?

地球や海に負担をかけたくない、そんな思いからオーガニックをチョイスしました。
一度、オーガニックについて簡単にご説明します。

そもそもオーガニックとは、“有機”を指します。ざっくり言うと命のあるもののことです。
そして、有機登録認証機関に有機認証を受けたもののみが、オーガニック製品と名乗ることができます。

それぞれの有機登録認証機関は、あらかじめ定めた基準に沿って、製品をチェックします。各有機登録認証機関により詳細は異なりますが、「遺伝子組換え品種、農薬、化学肥料を一切使わない」というのがベースです。
オーガニックは、化学的な物質に頼らずに、環境への負荷をできるだけ少なくしようとする取り組みです。さらに、メーカーや仲買人の商品取り扱いに関しても、一定の基準が設けられています。
そのため、このオーガニック農法で作られたものは、現代の一般的な農法に比べ、“地球にやさしい”といえるでしょう。

さらに、コストは問わない(そこまで言ってない?)というダイバーたちの心意気に応えるべく、すべてオーガニックの原料を使うことに決めました!

今回、美容専門会社の方と打ち合わせを重ねる中で、しみじみ感じたことがあります。
それは、「ダイバーの声に真摯に声をかたむけてくれている」ということ。その姿勢に、おのずと期待感が高まっています!

いよいよ、成分も決まり、次は試作の段階です。
お楽しみに!

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