野生のホッキョクグマの生息地へ!写真家・水口博也さん同行ツアー、ノルウェー北極圏スピッツベルゲン島観察クルーズのお知らせ (2019年7月)
写真家・水口博也さんが、撮影取材に同行するツアーを開催されているのをご存知でしょうか?
現在、2019年7月に開催されるホッキョクグマの生息地・スピッツベルゲン島のツアー参加者を募集中なんだとか!
ノルウェー北極圏スピッツベルゲン島を
めぐる観察クルーズ(2019年7月)
今回めぐるノルウェー北極圏に位置するスバールバル諸島スピッツベルゲン島は、日本の九州と同じくらいの大きさの島です。
ホッキョクグマが豊かに生息していることで知られています。
そのスピッツベルゲン島を1周クルーズ船に乗りながら、ホッキョクグマ、アゴヒゲアザラシ、セイウチ、その他の鯨類を観察します。また、時にはレインディアやホッキョクギツネを求め、上陸することも。
ツアーの中にダイビングの予定はありませんが、生き物に興味のある方ならば、楽しめるハズ!
ちなみに新しく建造された観察船での航海となります。快適な船旅を楽しみながら観察旅行を楽しむことができるそうです。また、ほとんどが沿岸やフィヨルドを走るため、大きく揺れることはないそうなので、ご安心を。
水口さんからコメント
「ホッキョクグマは、地球の温暖化、なかでも激しい北極圏の温暖化とそれにともなう海氷の減少によって、その将来がたいへん懸念されている動物です。現在の世界の生息数2万数千頭とも考られていますが、そのうち3000頭がスバールバル諸島に生息。もっとも高密度に生息する地域であり、同時にセイウチや数多くのアザラシ類や海鳥など、北極圏ではもっとも生物の多様性が高い島じまと注目されています」
クルーズを使用しての撮影は、移動や食事などに気を使うことなく撮影に集中できることもメリット。ぜひ、野生動物の観察に興味のある方、じっくりと撮影に集中したい方は、参加されてみては?
日程は、2019年7月4日〜16日。
詳しい旅程や料金、お問い合わせ等は、下記リンクをご覧ください。
水口博也さん
写真家。科学ジャーナリスト。1953年大阪生まれ。京都大学理学部動物学科卒業後、出版社にて自然科学系の書籍の編集に従事。1984年フリーランスとして独立。以来、世界中の海をフィールドに、動物や自然を取材して数々の写真集を発表。1991年「オルカ アゲイン」で講談社出版文化賞写真賞受賞。