fromプーケット レオパード祭り by 境俊弘
今回、大潮周りに差し掛かるトリップでしたが、
潮も風もなく穏やかなトリップとなりました。
初日のスミラン諸島、1本目East of eden.
エレン(ドクウツボ）は出張中でしたが、インド洋の固有種とサンゴは健在。
オーロラパートナーゴビーの尾びれのミズタマがきれいです。
2本目Elephant head rock.
潮見表通りだと期待できるのですが……潮はなし。
タカサゴキックを試みるも、まばらな感じでした。
オオモンカエルアンコウも出張中。
しかしウミウサギガイが頑張っています。
この貝をみつめると宇宙へいけます。
3本目はRocky point。
ここでは岩地、砂地、コーラルという順番にせめていきます。
まず岩地でアケボノハゼGET。
このグラデーションの美しさはハゼの中でもトップクラスでしょう。
砂地でレオパードシャークを探すも……撃沈。
最近ここでのレオパードの確率が落ちているのが気になります。
でも、コーラルエリアでアオウミガメをGET.
4本目はTuratle rock.
岩がカメの形をしているだけで、カメがいるわけではないこのポイント。
腹をすかした状態で入るナイトダイブ。
ロブスターに涎をたらしながら終了です。
2日目。1本目はBreakfast Bendです。
ここでレオパードを狙いますがでてきたのは……カメ。
気をとりなおして2本目はマンタ狙いのKoh Bon。
しかしここでは、エントリーと同時にマンタをGET。
さらにコーナー付近でようやくレオパードシャークGET。
しかし３本目のTachai pinnacleでもレオパードをGET。
そして4本目のTachai Reefでもレオパード……。
そんなにでると希少価値がなくなります。
3日目はRicheliu rock。
最近のここは透明度がいい。
今日も15mオーバーです。とりあえず小物を見ながら大物に期待します。
今回もタイガーテールシーホースの家族3匹とニシキフウライウオのペア。
そしてハナヒゲウツボの幼魚を確認。
フリソデエビは出張中でした。
クダゴンベも健在です。
4日目はスミランに戻り1本目Anitas reef
岩陰にシモフリタナバタウオを発見。
大きい根にはクダゴンベがここにも健在。
砂地でインド洋の固有種のハゼを観察します。
そして最後のSharkfin Reef
スミランの中では外洋に位置しているため、大物に期待をかけますが……。
とりあえずタカサゴキックでフュージュラーを集めて魚に巻かれます。
キツネフエフキの捕食をみて……。レオパードまたしてもGET。
今回は最初はダメでしたが、レオパードシャーク率が非常に高かった。
とりあえずジンベエさんは次の大潮周りのトリップに期待したいと思います。
PROFILE
境 俊弘
Toshihiro Sakai
インストラクター歴６年、プーケットでのガイド歴４年。
「感動を与えられた海で、感動を与えられる仕事をしたい」と思い、
インストラクターに。
ダイブアジアに入って４年、プーケット周辺だけでなく
スミラン諸島＆スミラン諸島のダイブクルーズを担当。
インド洋でしか見られない固有種の豊富さ、
魚影の濃さ、そして小物から大物までなんでもイケるポテンシャルの高さに
すっかりハマッているとか。
宮城県出身
http://diveasia.exblog.jp/
