[勝浦]ウミウシが豊富な勝浦の海☆ by金澤圭祐
From【勝浦】
みなさんこんにちは。
ダイビングショップ《かめはうす》の金澤です。
もうそろそろ6月も終わり、
いよいよ夏っぽくなってきて海に入るのが気持ち良いですね〜(*^○^*)
勝浦地区も気温が30度近くまで上がる日が増えてきて、
休憩時間、どうも眠くなってくるコトがZZzz…
・・・ハッ!
いかんいかん(´▽`m)
というわけで、今回も勝浦の海情報を発信させていただきまーす☆
今回はウミウシについてです。
勝浦は潮当たりが良い海なので、
大物や回遊魚、群れモノ狙いのダイバーさんたちが多いのですが、
マクロ派ダイバーさんもけっこういらっしゃいます◎
実は勝浦の海、ウミウシをはじめとしたマクロモノがとても充実した海なんですヨ(^^)
特にビーチではマクロ探し中心の潜り方が多く、
水深が浅いポイントなのでじっくりのんびり生物を探すことができます。
そんな、充実しているマクロモノの中から今回はウミウシについて☆
よく見られるものは、伊豆でも定番のアオウミウシやシロウミウシ、サラサウミウシ、ジボガウミウシなど。
(以下、ウミウシを「U」と略しますm(_ _)m)
ムカデミノUはあちこちにうじゃうじゃと。
ムカデミノは三浦半島でもとても多く見られますよね。
伊豆ではたま〜にくらいだと思いますが、
伊豆にいるものと比べると勝浦のムカデミノは、
ミノが多く、なんというか「もさもさ」しています( ̄▽ ̄!)
他にもよく見るのはコモンU、ニシキU、ヒロU、キイロU、
オトメU、サメジマオトメU、ハナオトメU、ウスイロU、
リュウモンイロU、シラユキU、ミヤコU、クロシタナシUなど。
中でもキイロUは、ここ数ヶ月間ずっと同じ場所にいる個体がいて、
ファンダイブのルートの1つになっています♪
イボ系ではキイロイボU、コイボUが多く、
これはボートポイントで多く見られます。
ミノ系では、ビーチでは前述のムカデミノUが圧倒的に1番多く、
ボートではガーベラミノU、スミゾメミノUなど。
サクラミノU、サガミミノU、ミチヨミノUも頻繁に見つかります。
アメフラシの仲間では、お馴染みのアメフラシやクロヘリアメフラシ、
ちょっとグロい系のフレリトゲアメフラシも。
ミドリガイの仲間もとても多いです☆(ミドリガイはMと略)
チゴM、ハナM、オトメM、コノハM、ヒラミルM、
ヨゾラM、スイートジェリーM、アズキUなど。
特にヨゾラ、スイートジェリーは伊豆ではあまり見かけない種類ですが、
勝浦では特に珍しいわけでもなく、よく目撃されています◎
ミスガイも多く、かなりの高確率で見つけるコトができます(^^)
2〜3匹が一緒にいるコトも多いですね。
他にもミスガイの仲間で、過去にベニシボリを発見したことも☆
ウミコチョウの仲間ではキイロウミコチョウが多く、
ビーチ、ボートともによく見かけます。
ムラサキウミコチョウも少なくありません。
稀に見つかるレアモノだと、キャラメルU、センヒメU、クロモU、
ゴマフビロウドU、ミアミラU、ボブサンU、ヒメマダラU、
ダイダイU、ネコジタU、クロスジU、シロウサギUなど。
っと、
ダーっと名前を挙げてみましたが、
いつの間にか50種近くになってました( ̄▽ ̄!!)
もちろん、この全てを1日で見るコトはありませんが・・・、
多い時は1ダイブで15〜20種類、
ビーチ&ボートの組み合わせで潜れば、
2ダイブで30種類近く見られるコトもあります(^o^)
ウミウシの種類・数に関しては伊豆よりも上!!だと思います☆
特にビーチはウミウシが豊富なので、
ウミウシ好きなダイバーさんにはたまらないポイントだと思いますよ〜♪
勝浦の海は、初心者さんでもゆっくりできるビーチポイントがあるし、
実はとてもハードルが低いです◎
全体的に透明度があまり良くないこの時期、
「マクロ探しに透明度はほぼ関係ない!」ので、
ウミウシたくさんのビーチでのんびり潜ってみませんか〜?
以上、勝浦の海からでした〜(*^o^*)
PROFILE
金澤圭祐
Keisuke Kanazawa
千葉県勝浦市を中心に活動しているスキューバダイビングショップ。
勝浦市にある行川(なめがわ)と、鵜原(うばら)をホームグラウンドに、
房総半島にある数エリアへツアーを開催。
金澤さんは千葉県で生まれ育ち、伊豆半島でも経験を積んだ実力派。
千葉県の海の魅力を伝えてくれる。
《かめはうす》
http://www.kamehausu.com/index.html